matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

2007-01-01から1年間の記事一覧

伊丹十三の先見性

今、伊丹の映画の特集を行っているが、かれが取り上げたテーマの普遍性にはいまさらながら驚かせる。 昨日は「スーパーの女」を見た。今年の赤福や白い恋人またはミートホープなど、まるでこれらを題材にしたような内容だ。これが10年も前に作成されたのだ。…

コストの最適化と消費者利益のハザマ

白い恋人の販売が再開され、連日品切れとなる状況だそうである。 話題性が先行し、このままの売れ行きが継続するかは未定だが、今後、雪祭りのピークを迎え。しばらくはこのままの状況がつづきそうだとのこと。みやげ物の定番という性質上、観光シーズンに売…

江戸時代、金融先進国だった!?

江戸時代、鎖国により世界から取り残されていたのだが、その実は、経済的には先進的だったようだ。歴史が教えるマネーの理論作者: 飯田泰之出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/07/27メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 95回この商品を含むブロ…

スターバックスに学べ!

なぜ、スターバックスはこれほどの成功を収めたのか? コーヒーを提供することにコアコンピタンスを絞り、多角化することもなく、基本はあくまでも高品質のコーヒ提供に徹したのにである。 フード産業としてはマクドナルドなどのハンバーガ産業に匹敵する産…

限界集落を作ったのは植林政策?

今日、朝の番組をみていたら、戦後のスギの植林政策が過疎化を招き。国土の崩壊まで引き起こしているという論調だった。 どういうことかというと、戦後、復興のために木材需要の増加に備え、政府が補助金を出し、山間部の耕作地や天然の広葉樹をスギなどの針…

人の最期とは

寒くなると、亡くなる人が多くなるのは気のせいだろうか。 身内のかたが亡くなり、80過ぎた大往生であり、突然の死であった。 最近は近所で、これも80を越えた方が長く患うこともなく亡くなった。 高齢化の浸透により、80を超える寿命を持って人より長く…

我々は価値を買い、価格は取引で決まる

値段というのは、どう決まるのか。スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学作者: 吉本佳生出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/09/14メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 274回この商品を含むブログ (231件) を見るこの本を読むと、考えさ…

テレビ直りました

土曜日に部品持参で修理いただきました。 モニターの基板を交換してましたが、ヒューズも飛んでいたようだ。 ヒューズ交換でも復活するかもしれないが、ヒューズが飛ぶ理由そのものにやはり不具合がありそうで交換となったようだ。 某○○◎ーの初期不良に比べ…

テレビが見れない

まだ、テレビ修理の見込みがたたない。 部品確保の連絡も無く、なおる見込みがまったく不明だ。 4年前の製品の部品が1週間近くたっても手配つかないということは、もう部品がないということにならないのか。それとも、直す気がないのか。 PL法からいっても、…

テレビが映らなくなった

今朝、ジィジジとか音がして、画面が真っ黒 モニターに電源がはいらなくなった。 朝から駅伝をみていたのですが。このテレビ、日本製で42インチのプラズマです。 買ったのが2003年11月頃だから、4年というところで初期不良というわけでもない。その…

便利になれば良いのか

リッツ・カールトンホテルでの事 入り口のドアは自動ドアでない ロビーに案内表示が無い これは、ドアマンが空けるという歓迎を示す。 案内を従業員に聞くようにしむけて、その対応をサービスしていることをアピールでき、かつ顧客の属性情報を収集している…

勤勉なのか怠慢なのか

C型肝炎の血液製剤のリストの件だが、これは役人の怠慢なのか勤勉なのかよくわからない。 厚労省は02年、旧三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)からの報告に基づき、感染の疑いがある418人の症例のリストを公表したが、個人の特定につながる情報は明…

チャレンジ

歴史の結果を知っているので、敗者が負けるべくして負けたような印象が強いかもしれない。 なぜ、北条は秀吉に抵抗したのか。なぜ石田三成が関が原で負けたのか。 関が原で西軍に組した大名は、すべて愚かだったのか。 本当に西軍に勝機は無かったのだろうか…

長生きするのが普通

2000年に生まれた人が、80歳のときに同窓会を開こうとすると、男性の50%、女性の75%に案内状をおくらなければならないらしい。健康・老化・寿命―人といのちの文化誌 (中公新書)作者: 黒木登志夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/05/01メディ…

独裁者

先日、独裁者を特集したTV番組があった。 そのなかで、民主主義ではない良い点が独裁にもあるという論調があった。独裁を望むのは結局、民衆というか集団の総意になりやすい。 サイレントマジョリティと呼ばれる、個々には力を持ち得ない存在は、より強いリ…

政権交代

自民党総裁に福田ジュニアが決定したとのこと。 これは、総理大臣になることと同義であるが、奇しくも父親と同じ歳にての就任である。 戦後最長の官房長官在任期間とはいえ、その他には主要ポストも経験せずに総理総裁までのぼり詰めたのは、やはり2世だった…

逃げ出した?リーダ

総理が、所信表明直前に退陣を表明した。 健康問題かもしれないが、プレッシャーに耐えかねてという感は拭えない。 責任を取って辞めるとしても、無責任と言われるが、留まっても、なぜ辞めないかとも言われる。責任のとり方とはなんなんだろうか。新幹線の…

先行きに不安な日本人

最近の日常生活で悩みや不安を感じていると答えた人が69.5%と過去最高だったことが、内閣府が8日付で発表した「国民生活に関する世論調査」でわかったそうだ。内閣府は「高齢化や年金問題から、将来への不安が増えたのではないか」と分析している。 地…

また大臣が辞任したようだ

政治とカネという以前からの課題だが、最近の大臣の辞任が相次ぐまでいたるのはなにが変わったのだろうか。日本は、アメリカやフランスのような直接選挙で選ばれた大統領ほどの権力がないようにも思われがちだが,議院内閣制においては、立法府での最大与党が…

毎年恒例?のディズニーリゾート

毎年、娘にネダラレテ来ているが、いつまで一緒にいけることやら。

人材活用

人が集団としての成果をあげるのには、その時点にて必要な能力を判断し、最適な能力を持つ人材適用を行っていくのが重要である。カリスマ的指導者は、個人的な能力よりも、人材活用の妙が問われる。 もちろん、最大の重要なことは、ビジョンの提示と価値観の…

日本型社会の起点

12世紀から13世紀に日本の社会のあり方が大きく変わっている。 その後の日本型社会の原点となったようだ。日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫)作者: 網野善彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/07/06メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 380…

同窓会に参加

30年ぶりに高校の同窓会に参加した。 30年めに全学年で同窓会をおこなうのが出身高校の伝統らしい。30年ぶりに逢ってみて、そのまま老けている。 しかし、名前が浮かんでこない。 考えてみたら、高校時代というのは僅か3年である。小中学校は9年間同地域の人…

私はクレーマじゃなあい!

となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ)作者: 関根眞一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/05/01メディア: 新書購入: 3人 クリック: 136回この商品を含むブログ (91件) を見る私も、営業活動をしているため、クレームは付…

明日は参院選

今回の争点はなにか 年金 政治とカネ その他として 地球温暖化 格差社会 少子化高齢化社会 高負担高福祉? アメリカでの株高も、住宅融資の焦げ付きから下げに転じようとしている。 今、世界経済は、カネあまりであり世界的に不動産融資やM&Aが高まっている…

中越沖地震の被害は高齢化社会の縮図

今回の地震の死者は高齢のかたがほとんど。 高齢者の方の人口比率が高いこと。 古い住宅には高齢者が住居していることが多いこと。 発生時間帯に高齢者の在宅比率が高いこと。 防災的にも高齢者が弱者であることが如実に現れている。 そして、被災者が在宅で…

地震多くね

今日は、朝から新潟で大きな地震。 先ほど、北海道で地震。 その前に奈良で地震。どうなっているんだ、日本列島。 参院戦と年金問題に発した官へや食への不信など揺れているのは地面もだった。 わたしも高校時代に水害で近くの小学校の体育館に船で避難した…

最強台風の通過

7月としては観測史上最強と呼ばれる台風4号が通過した。 わたしの地方としては、目立った被害もなく雨のみで過ぎ去っていった。 四国の水不足は、一挙に回避されたようだ。新聞やテレビでは参院選挙の広告が入り始めた。年金が大きく取り上げられている。今…

ファイナンスとアカウントの違い

財務と会計の違い 会計は「利益」を扱い、財務は「キャッシュ」を扱う 会計は、過去の結果であり、財務は現在と未来。ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書)作者: 石野雄一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/04/17メディア…

治安と戦争

元総理である宮沢さんが亡くなられた。 戦中戦後を実体験してきた世代が確実に次の世代に移行している。いまの第一戦にいる世代は、戦争も、そして焼け跡の記憶もない。 宮沢さんの大きな主張として、「戦争は絶対にしてはいけない」という信念。 その宮沢さ…