matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

伊丹十三の先見性

今、伊丹の映画の特集を行っているが、かれが取り上げたテーマの普遍性にはいまさらながら驚かせる。 昨日は「スーパーの女」を見た。今年の赤福や白い恋人またはミートホープなど、まるでこれらを題材にしたような内容だ。これが10年も前に作成されたのだ。…

コストの最適化と消費者利益のハザマ

白い恋人の販売が再開され、連日品切れとなる状況だそうである。 話題性が先行し、このままの売れ行きが継続するかは未定だが、今後、雪祭りのピークを迎え。しばらくはこのままの状況がつづきそうだとのこと。みやげ物の定番という性質上、観光シーズンに売…

江戸時代、金融先進国だった!?

江戸時代、鎖国により世界から取り残されていたのだが、その実は、経済的には先進的だったようだ。歴史が教えるマネーの理論作者: 飯田泰之出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/07/27メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 95回この商品を含むブロ…

スターバックスに学べ!

なぜ、スターバックスはこれほどの成功を収めたのか? コーヒーを提供することにコアコンピタンスを絞り、多角化することもなく、基本はあくまでも高品質のコーヒ提供に徹したのにである。 フード産業としてはマクドナルドなどのハンバーガ産業に匹敵する産…

限界集落を作ったのは植林政策?

今日、朝の番組をみていたら、戦後のスギの植林政策が過疎化を招き。国土の崩壊まで引き起こしているという論調だった。 どういうことかというと、戦後、復興のために木材需要の増加に備え、政府が補助金を出し、山間部の耕作地や天然の広葉樹をスギなどの針…