勤勉なのか怠慢なのか

Ｃ型肝炎の血液製剤のリストの件だが、これは役人の怠慢なのか勤勉なのかよくわからない。

厚労省は０２年、旧三菱ウェルファーマ（現田辺三菱製薬）からの報告に基づき、感染の疑いがある４１８人の症例のリストを公表したが、個人の特定につながる情報は明らかにしなかった。しかし、最近の調査で、患者の実名やイニシャルが記載された資料が厚労省の倉庫から見つかった。

リストが存在し、保管されていたという事実、大臣が命令すると倉庫から出てくるという現実がある。隠滅もしていない。いわれなければ出さない、または支持されれば出すというのは、役人の宿命なのだろうか。

フィブリノゲン製剤によるＣ型肝炎ウイルス感染に
関する調査報告書

平成１４年８月２９日
厚生労働省

これをみると、延々と厚生省は悪くないということの主張のようにも思えるのだが。

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