matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

いやはや


寒くなったり、暖かくなったり天気が荒れ模様。地震も頻発し、地震が起きるとなぜか長年使用してきた石油ストーブが点火できなくなった。東芝製の石油ストーブで10年近く故障もせず使用してきたのだが、震度3の自陣が早朝あった日から点火できなくなった。因果関係は不明だが地震のせいとしか思えない。
インターネットで同様な事象が無いかググッってみるもなにも見つけれない。というかいまや東芝もシャープも石油ストーブを製造も販売もしていない。石油ストーブで死亡事故が起き、パナソニックの回収努力など売上に比例しないリスクにとても耐えられないのだろう。しかし、昔は火鉢などでも一酸化炭素中毒で事故死という事件があったが、その火鉢の製造元が責任を問われたことはないと思うのだが。湯沸器の事件など人命を失った事件もあり、昔に比べると製造責任がよりシビアに適用される時代でもあるし、またその必要性がある。過去発生した石油ストーブや湯沸し器の事故は、発生後、周知改善がされていれば防ぎえたということで責任を問われているのは止むを得ないことであろう。
最近、家電の故障はたしかに多い。香典返しで、カタログギフトをいただきその中で、家電製品を選択したのだが、届いてみると、ACアダプタでは電源がはいらないという症状。1回でも電源をいれてみれば判る初期不良だ。ギフトなので保証書に販売店の記載もない。しょがないので、取り扱い説明書に書いてある修理連絡先の電話してみた。土曜日だったせいか、なかなかでない。しばらくすると、中年のおじさんがでてきて「なんですか」。
なにって、修理受付じゃないのかな。製品も型番もなにも聞いてこない。あきらかに、コールセンターのオペレータではない。うがった見方をすると、コールセンターは無く、休日なので休日手当てがつかない管理職ではないかとも思える。「着払いで送ってください」と言われたので、そのまま着払いで送ったが、送ってから気が付いたが、こちらの名前も聞かれなかった。さて、果たして、修理(交換?)されて返却してもらえるのだろうか。○○ム電機さん。
わたしの世代で電化製品というのは、10年くらいは有に壊れないというイメージだったのだが、最近の家電製品は明らかに短命化し、初期不良が増えている。
5年前に大枚をはたいた42インチのプラズマは電源が入らなくなり、基盤の全交換。親に頼まれて購入した液晶テレビも1ヶ月で画面がぶれだして交換。ホットカーペットも2年目にして機能停止。すべて日本の家電メーカ製だ。もっとも製造先はきっと、中国や東南アジアだと思いますが。そして、今回の石油ストーブ。まあこれは10年持ちましたので優秀と言えましょう。しかしながら、ギフトとはいえ、電源が最初から入らない防水CDラジオはいただけない。
もっとも、自分が勤めている会社のノートPCも1年すぎてDiskが飛んだときは怒りよりも悲しくなりました。
経済のグローバル化は、コスト削減の繰り返しで質より量を重んじる製品ポリシーが優先されているのだろうか。

信長の戦争 『信長公記』に見る戦国軍事学 (講談社学術文庫)

信長の戦争 『信長公記』に見る戦国軍事学 (講談社学術文庫)

信長というのは、その革新的なイメージで人気の高い戦国武将だ。
しかしながら、我々の持っている信長に対するイメージというのは、どこからきているのかというと、実は江戸期の小説家によって創作されたもので、そのネタ本はどうも、「信長公記」らしい。
その
信長公記」の作者はいわばノンフィクション作家らしく、ルポルタージュを編纂していた感があり、編集しながらいくつもの「版」を出していたところが興味深い。
歴史の真実と私たちの信長像はきっとかなり不一致なのだろうが、歴史を楽しむということであれば、どちらでもかまわないような気もします。