matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

愚者は経験から学び、賢人は歴史から学ぶ


今週号の週刊ポストを読んでいたら池上氏のコラムに記されていた名言。
そこで紹介されていたガルブレイスの書

大暴落1929 (日経BPクラシックス)

大暴落1929 (日経BPクラシックス)

まだ読んでいないが、是非読んでみたく思った。
その池上氏のコラムで共感できたのは、あの大恐慌を体験した人類はもうこのようなバブル経済の轍を踏まないということで、ブラックマンデー後の対応や日本のバブル崩壊時の対応など戦後のハイパーインフレなどを経験してきた人が指導的な位置にいたことなどだ。そして21世紀の今、政治や経済を指導している層はもはや、戦前の恐慌どころか戦後の経済状況を体験してきた人々が不在だということだ。
戦後生まれのベビーブーマである団塊世代は定年を迎え、アメリカの経営者の世代も明らかに戦後世代の次の世代に変わりつつある。オバマ世代でもある。
「変化」は必要だ。ひとは変化を望まないものだが、変化しつつある状況に対応していくことが迫られる。