matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

デリバディブは投機、バクチだった。


デリバテイブの上得意は日本の金融機関だったそうだ。
デリバテイブの複雑さは、その理解できる人は殆どいないそうだ。
数学に強い日本のエリート金融マンには受けがよかったそうだ。
高等数学を駆使したとはいえ、デリバテイブは本来リスク回避の手段だったのが、投機的手段にされている。

NHKスペシャル マネー革命〈第3巻〉リスクが地球を駆けめぐる (NHKライブラリー)

NHKスペシャル マネー革命〈第3巻〉リスクが地球を駆けめぐる (NHKライブラリー)

ファイナンシャルが、金儲けの手段として、巨大な富を得ている集団がいる。
投資手段が投機手段として、利ざやや、資本の未来価値を取引する。
本来、証券は資金調達とリスク回避の手段であるべきではないのか。

赤字国債という言葉がある。国債は社会基盤を築く公共投資の資金調達手段だが、国債を返却するための国債赤字国債と言われる。

赤字国債とは、国が一般会計の赤字補填のために発行する国債
赤字国債は、景気悪化などの影響で税収が落ち込んだ場合に、歳入不足を補うために発行される国債のこと。発行に際しては特別の立法が必要とされる。国債の種類には、そのほかに、道路や住宅、湾などの公共事業の財源にあてるために発行される建設国債がある。

証券化は、マネーゲームを容易にした。
今年から解禁される三角買収が、日本企業の海外資本化の推進になると懸念されている。買収するためには巨大な現金が必要だったのが、海外の株との交換方式が可能となり、巨大な株式時価総額をもつグローバル企業が
本業の健全度や資産価値等の、当該企業が営々と築いてきたものと、株式時価総額が比例の関係にないことが多い日本企業が絶好のターゲットになるかもしれない。