中国美人っていいですねェ
BSデジタルの中国(広州)の情報番組を見ていたが、中国のタレントもファッショナブルで渋谷や原宿で歩いているものとまったく同じだ。考えてみたら、今、日本のアパレルメーカの製造は中国が大部分なんだからあたりまえか。今、中国は、世界の工場で、日本で販売するものを中国で製造しているものが多いが、その結果、日本デザインのものが中国で大量生産され、それがそのまま、膨大な中国市場にでまわっている。いわゆる、デザイン盗用というが、製造する側からみれば、注文をうけたものを、ラベルを変えてそのまま転売しているだけだから、開発コストはゼロである。
中国人の現地タレントがレポータをしているが、BSデジタルのハイビジョンで見ていると、肌のきめ細かさや、柔らかなスタイル、黒髪など、非常に魅力的である。やはり、日本人には東洋的な美人に親近感があるのかもしれない。最近の韓国ブームも、西洋人にくらべ、やはり親近感があるのではとも思える。
番組で紹介していたのは、広州の漢方薬事情の紹介だった。
たとえば、
週末で、やっと読み終えた本が、
「天下統一と朝鮮侵略」
- 作者: 藤木久志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/10/08
- メディア: 文庫
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一般的に、天下統一というと、桶狭間、姉川、小田原など軍事的な物だけがいわれているが、民政面など政権維持をしていくためには、戦争に勝利するだけでは、実現しえないのは、イラクの状況を見ても明らかである。秀吉に屈した側の大名も、検地などを施行することにより、近代的な統治体制を自分の支配地域に定着できる。要は、検地というのは、生産高・経済力を調査するものでその目的は、年貢高をきめるためのものである。いまでいえば、税務調査である。固定資産の評価額が低くなれば、固定資産税が低くなり、自分の収入が把握されなければ徴税されずにすむのだ。
それは、豊臣という中央政権が強制することにより、結果としてその地域を支配する既存の施政者側のメリットになる。いままではそれを強行すれば、国人衆など土着勢力の反発が必死で、一向宗など生産者側自体が組織をもっているために強行できない状況だった。信長の一向一揆との戦いは、宗教戦争ではなく、中央集権的な政治体制への既存勢力側との闘争だった。いわば、小泉首相。
既存の施政者で検地する側が、信長・秀吉の威光でおこなえるというわけだ。
また、火薬や銃弾となる火薬など、軍用物資が中央政権側から供給され、また依存していくという統治を収束させていくシステムも並行してすすめられていたようだ。
秀吉の九州征伐、小田原合戦など、大規模な軍事行動で統一がなされたかのような印象があるが、戦後も一揆というかたちで、かならずしもスムーズにはいっていない。九州でも、熊本を差配しようした佐々成政や、東北の木村正清など、既存勢力の抵抗にあっている。一揆というと、江戸時代に農民が鍬や竹槍で起きた暴動的なイメージが強いかもしれないが、過去、有力農民は武装しており、武士との境は無いため、完全な地域紛争である。