栄枯盛衰
栄枯盛衰
磐石とおもわれた企業も没落するときがある。
GM,JAL,ダイエーなどかつては優良企業であったはずだ。戦国時代を勝ち抜いてきた戦国大名も江戸時代の大名として生き残れない家が多く、またその規模を大幅に縮小されて存続した家も多い。戦国時代は、いわば高度成長期で規模の拡大が可能であった時期であったが、統一政権が現れ、領土の拡張が国内ではできなくなり、海外進出も失敗した。拡大から停滞、縮小にトレンドが変わったとき、いままで、分け合っていたパイが少数に占有されていく。
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自動車ビジネスに未来はあるか?エコカーと新興国で勝ち残る企業の条件 (宝島社新書)
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過去、日本では、海外への軍事的な進出を試みて、挫折したときが3度ある。百済復興のために中国(唐)、新羅への海外派兵、秀吉の朝鮮出兵、そして明治以降。どの試みも、最後には挫折し、内政の体制変更になっている。大化の改新、江戸幕府の始まり、そして、戦後日本の社会体制。リーマンショックに始まった、世界規模の金融危機は膨れ上がったアメリカ市場に支えられていたバブルが弾け、需要収縮が起きている。今、新たな市場はBRICSである。