matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

AIはに対する過大評価と期待


昨今の期待はIoTとAIだろう。IoTで収集されたデータをAIで活用する。過大評価はAIによる人間不要論であり期待は人で不足を補うことだ。
今のAIは統計にずぎない。過去のデータに基づき相関関係などに基づき判断することを自動化する。これは従来人間が感と経験で判断してきたことを自動化してきたことに他ならない。留意しなければならないことは」どちらも根拠のアルゴリズムが必ずしも明確ではないことである、したがって過去で未発生の事象には対処できない。未経験に対処するには度胸という’決断が必要だ。これは所謂KKDでありこれが’出来るのは人間だけではないだろうか。AI化した業務は必ず人が監視および管理する必要があり無人化できるわけではない。AIが判断する結果は予測不可能なものではない判断に限定すべきだと思う。
データウエアハウスやBIによって判明したことは担当者が判断することとほぼ一致する事が大半であり、結果としてその実用性に 期待せずに集計されたExcelシートのみが活用して仮説検証のためのシステムであったのが現実ではないか。したがって現時点では人間が介在しないAIの利用は過大評価といわざるとえない、ルールがない現実社会とゲームを同一の土俵で判断すべきでは無い。
期待は、監視業務である。アルゴリズムが明確な結果はAIに任せて、ひとは不測な事態に備えて必ず監視する。大規模化した設備や機器監視はこれからの人出では限界がある、IoTによりかつてないデータ収集を低コストで実現可能になった今こそ積極的に活用すべきだ。