matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

大山鳴動して鼠…

野党側が分裂しただけの結果になってしまった国政選挙。結局は何も変わりそうもない。変わらないことが国民の多数派いけんだったということか。格差が拡大し少子高齢化が進行し介護問題がより身近に迫ってきた実感があるにも関わらずにだ。海外投資家はより日本の株式市場に投資を増やしているのは、日本の政権が長期安定し、日本企業のファンダメンタルも堅調なためである。インバウンドの訪日観光客は増加し「おもてなし」のための社会投資がすすめられている。明治政府が進めた富国強兵政策は海外に領土を拡張し国勢は確かに高まった。しかしながら強兵は、結果として多くの国民の命や生活を奪い国土は焦土とかしたが、強兵政策を放棄?した戦後は明らかに戦前を凌駕する国になったことを否定できる人はないだろう。
いまや戦争のみならず戦後の高度成長時代さえ記憶がない世代が多数派になったいま、憲法改正が優先度が高いのだろうか。安全保障は決して無視できない課題だが、社会構造が大きく変化している今、国勢が現状維持の「保守」のみでいいのだろうか。安全保障や右や左の理念ではない、リベラルと保守の政策論議を切に願う。