新しい年
2015年、新年である。昨年は突発性難聴罹患以来、めっきりブログを書くこともすくなくなってしまった。昨年は亡父の7回忌もあったが、自分の年齢も四捨五入すると還暦を迎えてしまう年代でもある。加齢を身体的に感じるとともに、周囲や知人がもはやこの世にいないことも多くなり、自分の町内で親の世代で生き残っているのは、母を含め数名しかいなくなっている現実。犬を飼い始めて、数十年ぶりに近辺を歩き回って気付くのは、空き家の多さである。戦後に家を持ち、家庭を持った世帯の子供たちが東京などの都会にいったまま帰ってこないのだろうか。空き家は増え続けながら、周りの田畑は新築の家が建ってゆくのも現実だ。少子化は、家を代替わりで住み続けていくことも難しくしているようだ。
たとえ自分が住めなくても、親が数十年住んだ家を手放すも忍びないだろう。また更地にするためには100万以上の解体費が必要となり、現行税制ならな固定資産税の減額処置が解除となり6倍に増えるとなっては、住まなくとも、貸せなくとも空き家のままとなる。
ウイスキーとダンディズム 祖父・竹鶴政孝の美意識と暮らし方 (oneテーマ21)
- 作者: 竹鶴孝太郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/10/09
- メディア: 新書
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