毎年恒例のデイズニーランド、今年は日帰り
毎年のようにディズニーランドに娘たちと行っているが、果たしていつまでのことだろうか。最近は、娘たちも友達といくようになる頻度が増え、親とはいっしょに行く回数が減っている。
今年も、Duffyが人気なようで、昨年には専門ショップが出来ていたが,今年はさらにアイテムが増えている。必ずしもディズニー側で仕掛けてきたと言うよりも、自然にブーム化していっているようだ。おもちゃと言うよりも、女の子の感性に縫いぐるみがあっているようだし、その質感はおもちゃと言えない質感を持ち、幼年からOLまでその対象は幅広い。
ディズニーランドにいくと思うのは、そこにアメリカという社会の明の部分がしゅうやくされていることだ。自由と夢がかなう楽観的な、そしてノスタルジックな価値観。どんなに長い待ち時間でも、皆ひたすら待っている。全員が同一の入場料でまちがいなく平等で自由で清潔で安全。高級な商品はなく、食べ物も冷凍調理がベースなものばかりだが。しかしながら、企業側はしっかりと利益を確保している。アメリカの古き良いとこだけ抽出した感。シーにはコロンビア号という豪華客船のリプリカがあるが、移民国家であるアメリカには客船できたのだから、ある意味、海運業はクニの根源だったはずだ。しかしながら、現在のアメリカの海運業というか船会社ってグローバルに活動してるところってあるのだろうか。アメリカはいち早く、鉄道そして航空産業にシフトしていたのは、広い国土を持っている面もあるだろうが、海運には所詮、人件費がランニングイコストの大きな比重がかかるので、より人件費の安いところに主体が移ってしまったのだろう。ハイテクで負荷価値の高く、高価な飛行機をなどの設備投資が必要な産業は金融など資本力を持つほうが有利というか参入障壁となっていたのだろうが、昨今のLCCなどの勃興は、航空輸送もより人件費の低額な新興国に主体が移っていくのではないだろうか。
大河ドラマでは、坂本竜馬らは海援隊という海運と貿易という商社のはしりだが、そもそもは国を海外の脅威から守る手段として取り組みはじめたものだ。海運と海軍が一体化していたのは、東インド会社や瀬戸内海の村上水軍など歴史的には一般的だが、昨今の紅海やマラッカ海峡には海賊がいることから考えると、武装化した海運業者というのもあながち昔のことだけではないかもしれない。
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