matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

罪は罪

父が自殺をし母子家庭となった中学生がいた。彼は高校から奨学金を受けながら大学に通った。外交官志望だったが、彼は政治家を志した。そんな彼を、中学生の頃から知る近所の焼肉屋のオバチャンは彼を応援しつづけ、後援会に小額ながら献金をしつづけ彼を支援しつづけた。その後、彼は大臣となったが後援しつづけてくれた彼女を大臣室に招待し長年の無私な応援に感謝した。
ここまでであれば、最近にない政治家の心温まる逸話と言えよう。ただ、そのオバちゃんが在日の日本国籍ではなかったらどうだろうか。決して見返りを求めたわけでもなく、彼女にとっては少ないとはいえない金額であったとしても、膨大な政治資金から見れば小さな献金は、政治家にも伝えていなかったとしても不思議ではなく、またそのお金のありがたみをしっていながら、受け取らないのは人としてありえない。しかし、法律はそれを罪とした。二世議員たちに彼を非難することができるのだろうか。
政治家は、公民権すら失い、議員職までも失いかねない状況だ。わたしは、彼の選挙区の有権者の見識を見届けたいと想う。