matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

天皇陛下の退位の日程

政府は、退位と皇太子さまの即位に伴う新元号の施行期日に関し「2019年4月30日退位、同年5月1日即位・改元」と「19年3月31日退位、同年4月1日即位・改元」の2案を検討。このうち前者の案が有力だとのこと。
理由は、19年4月の統一地方選では与野党対立の激化が予想されることから、政府内では選挙後となる「4月末退位」だそうだ。
国会議員が忙しいからってのは、おかしくないか。そもそも天皇は象徴であり、行政や政治とは一線を置いているはずだ。改元は、国政選挙が行われる頻度に比べ、圧倒的にすくなく、元号の使用は今後も続く。その意味で、年度末に一致させたほうが、よっぽど国民のみならず、後々の行政事務などにも利点があると思える。退位と選挙が重なることによって、誰が弊害があるのだろうか。選ぶ側にはなにも変わりはない。選ばれる側の議員たち、それも政権与党の利害にならないか。与野党の対立の激化が天皇の国事事項に影響するのは、天皇がそもそも非政治的存在であることを規定している憲法違反になるといったら言い過ぎなのだろうか。
改元は、文書表記、行政手続しいてはITなどのシステムにも影響のある国民生活に関わる項目であり、政争に関わる事項ではない。