matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

改造EV

WBSを見ていたら、改造EVと称した既存のガソリン車をEV(電気自動車)に改造する特集を組んでいた。改造キットが100万円台で販売されたら、確かに新車のEVより安い。ビフォア・アフターのリフォーム番組やMTVの改造車の番組などリユースがこれからのトレンドかもしれない。かのホンダも、戦時中の無線機の発電機のエンジンを利用して原動機付き自転車を販売したことが元になっているようだ。ホンダという会社は、エンジンの生産数ではトヨタを凌駕しているかもしれない。発電機や耕運機などの汎用エンジン分野で確固たるシエアを持っているようだ。電気自動車への転換は自動車のあり方を大きく変える面を持つ。内燃機関である現行のガソリンエンジンは、その発熱、大きさから、1台しか搭載しないが故に、ミッションなどその駆動を車輪に伝える機構が必要だし、冷却するための機構や高熱に耐えうる材料が必要だ。現状の電池の機構からいって軽量化には限界がありそうだが、部品点数の数自体は大幅に減少することによって、生産の容易化は既存の自動車会社の参入障壁が大幅に下がることだろう。テレビのデジタル化、液晶化は部品点数を削減し、アナログ的な部品に必要な調整の困難さを軽減し、結果として既存の電機メーカの長年にわたって優位を持ってきた日本の企業に脅威をもたらしている。

本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

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古代学への招待(日経ビジネス人文庫)

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