matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

歴史とはナショナリズム


最近、韓国の歴史テレビドラマに嵌っている。おかげで韓国の歴史に興味があるようになった。そこで痛感しているのは歴史観は、いかに一方的であるかということだ。

韓国歴史地図

韓国歴史地図

上記の本を見ていて、なにか違和感がある。そう思って著者をみたら、韓国教員大学歴史教育科だそうだ。韓国でどう歴史を教えているかが垣間見たような感じだ。どうも日のあたる面だけで終始している。間違っていると決め付けることは出来ないが、話したい事実?だけが書かれているという印象だ。朝鮮半島は、大陸の一部であり、有史以来、近隣の大国に翻弄されてきたようだ。中国、満州やモンゴルなどの北方遊牧民族など、島国で極東と呼ばれるようにアジアのはしっこにある日本には考えられない状況の地勢にある。日本が外国の脅威に会ったのは、飛鳥時代白村江の戦いで唐・新羅の連合軍に大敗したときと、元寇そして幕末であろう。元寇も指揮しているのは元(モンゴル)ではあるが実体は、高麗であり南宋の征服民である。李氏朝鮮は、日清戦争までは、「王」であり、中国王朝に隷属した位置付けでもあったような。
争乱の日本古代史 (新人物文庫)

争乱の日本古代史 (新人物文庫)

歴史と言うのは、どうも施政者が設定した前提で論じられるものであるようだ。