初詣
今年の初詣は、
毎年、初詣はいくのだが、それ以降、神社仏閣は法事以外行かない。まあある意味典型的日本人と言えるだろう。クリスマスには子供に贈り物を買い、ケーキを食べているが、子供が中学生になったらサンタは来ないというご都合主義だ。
世の中、こんなご都合主義ばかりではないだろうが、今年の天気のおかげか初詣先は例年以上の人手らしい。
子供の頃からすると、年末の特別感を喪失しているが、それは大人になったばかりではあるまい。年末のアイテムを自らどんどん無くしているような。
- 自動車のしめ縄
- 玄関の門松代わりの紙切れ(市が配っていたが..)
- 各部屋のお餅を飾る
- 網戸の洗浄
- 年末の大掃除(奥さんが一人でやっている)
- 年始の町内での年賀会
- お年玉(昔はもらっていたが、いまや...)
日常生活のなかで、慣習や慣例が希薄になっている。そもそも核家族化した世帯が大部分だからではないか。自分の母親は8人兄弟の4番目で父親は5人兄弟の4人目である。我々の親世代は、所謂新家がほとんど。父親の実家自体が新家である。高度教育の普及と都市への勤労場所の移動をもたらした戦後の高度経済成長時代に世代間で継承自体が断絶している。
儀式の極地といえば宮廷文化だが、歴史の浅いアメリカでは、その蓄積がいかに無かったのかは、ホワイトハウスといういわばアメリカの宮廷とも言える例にもありそうか。
- 作者: マイケル・ユー
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/10/14
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