中年男の一人旅の恐怖

昨日から、オーストラリア・ゴールドコーストに来ている。
今回は、会社からのご褒美の旅行なのだが、十数年前に新婚旅行で来ている。
来てみて、泊まったホテルもカジノがある同じホテルのはずだが、まったく覚えていない。
はじめての海外旅行で印象深かったはずだが、ほとんど覚えていない。
前回は、たしか80円程度だったはずだが、地元の銀行で両替していくと、手数料込みで99円。
ちょっと驚いた。最近、あがり続けているようである。
オーストラリア・ドル
やはり、原油高なり、資源を持った国の通貨が強くなるのは已む無しなのだろうか。
今回は、外資系のアジア地域の報償なのだが、ゴールドコーストとドバイのどちらかというようである。
ドバイがリゾート先としてでてきているのも、石油の金融力か。
今回、夫婦二人で招待されたが、妻は子供の受験があるので、辞退。私一人が参加したが、他の人たちは、夫婦だったり、親子連れだったり、恋人同士というわけで、単身の私は、単独行動にならざるを得ない。ふと、異国で一人になったときになにをやろうかとすると何もしたいことがない。情けないが。やはり、旅は連れがないと意味がないと実感した。子供が成長して、親のスケジュールに合わせてくれなくなった今、一緒にいってくれそうなのは、カミサンしかいない現実に気づく。もう同世代はみな家庭をもち、単身者だと仲間付き合いも難しい。この年で、男連れで観光というのも冴えない。考えてみれば、女性のグループ旅行は多いが、男性だけの旅行グループってあまり見かけない。若い独身の時は、あんなにつるんでいたのに。
まずい、濡れ落ち葉への道を歩んでいる...