matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

季節外れの暑さ

10月になったというのに、季節外れの暑さが続く。おかげでいまだにエアコンを冷房で使い続けたら水漏れを起こすようになった。2年前に購入した某家電最大手販売店にいくと即、修理の手配を無料で行ってくれ、かつ修理の方が翌日にくるというレスポンスの良さ。最近は家電がネットや通販で購入する人が増えているようだが、このようなトラブルに遭遇するとやはりリアルな販売ルートかと思ってしまうのは、私がシニアに限りなく近い年齢だろうか。
久しぶりに店舗に行くと、家電販売店だってゃずが、ほぼ1フロアがスーパーのような食料品などの商品棚が乱立していた。リアルな店舗として生き残るためには家電のみの販売では成り立っていかないのだろうが、個人的な感想からいえば、利益率向上に寄与していないどころか、企業としての存在意義自体が希薄にならないかと思えてしまう。スーパーという業態自体がいまでは、コンビニの利益に及ばなくなっている昨今、寡占化が進んだ販売というビジネスは成長の行き先を失っている。
さて、素早く修理に来たサービスマンは、某販売店のロゴを付けた作業服を着こんではいるが、実際は、小さな地元の委託業者だったが、2年前にエアコンの設置工事を行った同じ業者だった。そして、地デジのアンテナ工事を行ってもらった方と同一人物でもあった。家電の販売は大手販売店が地元の小さな家電屋を駆逐してしまったが、電気工事店として大手販売店の下請け業者として存続しているようだ。大手家電販売先はネットなどに対抗して10年保証などサポートが手厚くなっているが、実際に保守しているのはメーカであり、実際にそのコストをメーカに担わせているのではと思えるが、工事はそうはいかず、外部委託業者に発注せざるを得ず、今回のようなエンドユーザから徴収できないコストを負担せざるを得ないだろう。今回のトラブルもエアコン自体の故障ではなく、パイプの詰まりや設置条件によるもの(らしい)だとすると製造元に請求するわけにもいかない。
生産は海外に移転し、販売ルートがネットに移行しても、最後の設置や保守は無くせない。最後まで残せる国内産業ではあるが、低コストが強いられる構造であり、低賃金での雇用でもある。

読了日2013年09月23日読了日2013年09月30日
蔵書の苦しみ (光文社新書)

蔵書の苦しみ (光文社新書)

読了日2013年10月03日読了日2013年10月05日
FBI式 人の心を操る技術 (メディアファクトリー新書)

FBI式 人の心を操る技術 (メディアファクトリー新書)

読了日2013年10月10日読了日2013年10月12日