データ損失 - matsuok’s diary

仕事先で長年使用してきたPCのシステムディスクが壊れた。予兆はなく、ディスクのエラーを示すメッセージが出た数秒後、ブルースクリーン。システムディスクのドライブが死んだ。そのPCには、合計3本のドライブが接続してあり、ほとんどのデータはそのままだったが、システムディスク部分にあったデータ、デスクトップにおいてあった作業中のファイルや、マイドキュメントにあった設定データなどが損失。一番慌てたのは、さまざまなアカウントとパスワード情報を収めたファイルが、損失したことだ。昨年の年末にバックアップしていたもんしかないため、年明け移行に登録したアカウントや変更したパスワードがわからなくなってしまった。定期的にバックアップしてきたつもりだったが、最近なおざりになっていたことを反省し、バックアップ方法を手動ではなく、自動化できるように変更。
マイクロソフトが提供しているsynctoy
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=15155
これで、バックアップ対象のディレクトリをコピー先のディレクトリとペアで定義しておき、CLI起動のコマンドをタスクのスケジュール機能で、夜中の0:10に起動するように設定。コピー先は、ubuntuでcifs共有を作成した。そちらのサーバはRAIDコントーラでRAID5構成になっている。
最初の同期は、GUIで手動で起動し、定義が正しいかチエック、以降の起動時には差分のみがおくられるので短時間で済む。
しかし、この壊れたディスクは、PC導入時の2002年からだから、そりゃ壊れるよな。安定した環境だからこそ長年つかいづづけた結果、今回のデータ損失。やはり、早めの交換がいらぬトラブル防ぐことになるのだろう。機械にはやはり寿命があるのだ。正直、ディスクが壊れたと思ったとき以上の喪失感で憂鬱になった。