書店が無くなっていく

廃品回収で古いPC2台を処分。新しいOSが出るたびに新しいPCがいつの間にか増えていてふと気が付くと、数年間電源も入れたことがないPCが結構ある。今回処分したのは、Windows95が稼働していたPCだった。PCのHDには個人データも入っていたのだが、数年間起動すらしていないのだから不要に違いないとそのまま廃棄。根っからの貧乏性なのか本が捨てられず置き場所に苦労している。高校生時代に水害にあったため中高生時代に買い込んだ本を亡くしたトラウマかもしれない。記憶力が最盛期であり、金銭的な余裕がないためか何度も読み直した本が今となっては夢の中でも読み返したい。本を買うお金がないため新書や文庫などを書店の店頭で読み切っていたのが今では、遠い過去のことでもある。
読みたい本が買える今では、ついつい積読となってしまうのは、やはり老眼のために速読ができなくなったことが大きい。
最近は、書店も減り、駅前などにも書店どころか店舗も無くなりつつある昨今である。スマホの普及は、通勤電車のなかで新聞や雑誌を読んでいる人が減り、雑誌の売り上げに依存しやすい中小規模の書店の経営基盤が崩壊しつつあるというのは言い過ぎだろうか。

2013年07月28日