matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

実話は面白いが、事実と真実は一致しないかもしれない。


いま、ドラマで「不毛地帯」をやっている。かなり昔の小説で当時ドラマ化されており、懐かしさも感じるが、昭和の末期で、当時は高度経済成長もひと段落し、Japan As No.1とか戦後日本を礼賛する、そして反省するような風潮もあった気がする。最近の日本経済の閉塞感は昭和の時代への懐古があるのでないだろうか。

幾山河―瀬島龍三回想録

幾山河―瀬島龍三回想録

非常に多くのページ数を持つが、心なしか伊藤忠商事時代の記述に薄いような印象がある。公開できない事実が数多くあるのは、戦争中ではなくビジネスなんだろうか。
野村総合研究所はこうして紙を無くした! (アスキー新書)

野村総合研究所はこうして紙を無くした! (アスキー新書)

これは、ビジネスの改善をドキュメントとなっている。ノンペーパーという視点でワーキングスタイルを見直した結果となっている。たしかに電子化は紙という媒体を不要とするかもしれないが、「本」というそんざいまでも電子化することには、本が捨てられない性分の自分には違和感が亡くせない。高校生時代に自宅が水害に遭遇し、それ以前の自分の書籍やアルバムを多くは喪失している。小学生から高校生にかけては、すくない小遣いで購入した本を何度も繰り返し読み返していたことを思い出す。その本がいまや目にするコトができjないことは、とても悲しい。また他人に貸して帰ってこなかった本を思い出すこともある。電子化することによって、複写が容易となりよりバックアップをすることにより、保存性は高まるかもしれない。しかしながら、本棚のまえにただずみ、ふと目に付く背表紙の本を取り出し読みのは、とても心地よい気分だ。その意味では、開架式の図書館というのは、とても好きだ。コンサルティング会社のペーパレス化などでも、社内図書館の廃止などがされているようだが、これを個人レベルまでおこなう気にはなれない。いつの日かリタイアし、静かな生活を送れるときには、自分が読んできた本に囲まれた空間を得たいというのが今の願望というか夢かもしれない。