ほんとに暑いですね。

昨年が冷夏だけに、今年の夏は本当に暑い。これだけ暑いと地球温暖化というキーワードに結び付けられそうだが、本当に地球は急速に温暖化しているんだろうか。昨今の気象は異常なのだろうか。

作者: 広瀬隆
出版社/メーカー: 集英社
発売日: 2010/07/16
メディア: 新書
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温暖化が進行していると仮定しても、そあれがCO2が主因なのかと言うのは確かに言われてみれば、そうでもないような。二酸化炭素削減＝原子力発電容認という図式は確かにある。原子力発電が先進国では既に下火になり、新規に建設を進めているのが、核兵器開発の意図が透けて見える国が多い。二酸化炭素削減だとしても、原子力発電の高いリスクが減じるわけではないということだ。しかし、この本の作者は原子力発電の反対というのが狙いだ。温室ガスこうかがあるのは二酸化炭素だけではなく、メタンガスなどもあるはずだが、腐敗などすればメタンガス類は必ず発生するわけで,温暖化というよりも、資源の枯渇が深刻ではないかと思える。二酸化炭素削減はリサイクルや、資源を消費するだけの一方的な手段からの脱却を図ることにもつながる。これだけ増加してしまった人類という種は、もはや自然界とは共存しにくい状況である。