いつのまにか、PCが基本的な文房具に
会社に出社して最初にすることがPCの電源を入れるようになったのはいつのことだろうか。会社には、かならずPCがあり、PCを使うことがオフィスワークには普通の風景となっている。
わたしの社会人のなりたての頃は、システム手帳などのリファイルなどのハウツー本があった。梅棹忠夫が著書『知的生産の技術』で紹介していた京大式カードや、外山 滋比古の文房具本や紀田順一郎の書斎本など。山根 一眞 のスーパー書斎の仕事術などもあったなあ。
- 作者: 小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: 単行本
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コンピュータ導入によるOAなどでも、非定型的なオフィスワーカの生産性が製造業などの製造現場での生産性向上ができていないというのが、一般的だったが、Windowsやインターネットが、確実にオフィスワークなど知的生産性向上に寄与しているのは間違いあるまい。製造業の生産性は向上し、間接部門の事務業務でも生産性が向上した結果が、非正規社員の比率を高め、賃金水準を下げていないだろうか。