歴女(レキジョ)、歴ドル(レキドル)の年?
歴史好きの女性、略して歴女(れきじょ)
歴史アイドルでレキドル
私は、人生五十年、歴史マニアです。
自分は変わっているかとず〜と思っていましたが、どうやら最近の若い世代にもいるどころか、女子までもが。いやはや、篤姫の大河ドラマが高視聴率なわけだ。
そういえば、最近の新書ブームのなかで歴史物が比率が高くなっている感もある。しかも、その著者が必ずしも歴史学者のようなアカデミックなかたばかりではなく、いかにもマニアっぽい人が増えたような。
- 作者: 鈴木由紀子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/01
- メディア: 新書
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直江兼続の生涯―義に生きた天下の智将 (別冊歴史読本 23)
- 出版社/メーカー: 新人物往来社
- 発売日: 2008/09
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やはり、大河ドラマを楽しむ上で、関連本がたくさん出てくるのでこれらも一緒に楽しむのもいつものお決まりでもある。歴史の幅はあまりにも広く専門分野を持っているわけでもない歴史好きの一般人のわたしは、TVドラマはきっかけとして最適だ。
その意味で韓国ドラマも歴史物が多く、これまたなかなか楽しめる。
どうも、主人公以外の名前が覚えられないのが悩みだ。
- 作者: 岡村道雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/11/06
- メディア: 文庫
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この本には、遺跡捏造事件の釈明というか顛末が記載されている。
考古学の難しさと危うさが感じられる。数少ない残された遺物だけで過去を研究していくのはどうしても、推理と仮説ベースにならざるを得ず検証できるだけの材料も決めても欠くなかで勧めざるを得ない。我々学究の徒ではないものからすればどこまでが事実なのか区別も判別もつかないので自分なりの解釈やなっとくがいけばよいのだが、学問となるとやはり、事実と推論は明確にわけなければならないのだろう。決め手がないなかで自分の推論を裏付けるような事実をおのずと求めてしますことが待望となり事実認定というプロセスが省かれてしまう典型なのかもしれない。