matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

仕事術

仕事術

本屋にいくと、所謂「仕事術」みたいなビジネス本が堆く積まれている。こんなものを読んで、本当に成果があがるのかと、思いつつも、実はこのような話が好きなので、ついつい手を出してしまう。

仕事がはかどりすぎて困る!どうにも素敵な文具術

仕事がはかどりすぎて困る!どうにも素敵な文具術

読んでいるときは、「うんうん」と同感しているのだが、よく考えると著者が日常的に行っていることを書いているだけなんですが。この作者、500冊も本をだしているのだから、まずは、文具でネタに1冊というところか。
マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (ソフトバンク文庫)

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (ソフトバンク文庫)

この著者は、マッキンゼーのOBみたいだが、マッキンゼーにそれほど長くいたわけではないようだが、そのブランド力?は有効になっているようだ。
マッキンゼーの仕事術、メソトロジーまたはカルチャこそ、その根源なようで。
いわゆる「できる人」のしごとの仕方のフレームワーク化したもののようだが、試行錯誤のなかからベストプラクテイクスが伝承され体系化?されたというところか。ひとつひとつの事は、当たり前に思えてしまうことばかりのような感じもするが、当たり前のことが当たり前にしていないのが、実情かもしれない。
自分の日常的な仕事の繰り返しを見直してみる、異なる視点で考えてみる意味がいわゆるハウツー本の効果だ。栄養剤を飲むという行為自体が自分に元気になるという暗示効果が大きいのと同じように。
でも、食事もせずに、栄養剤だけでは、生きていけない。
ベースがないのにハウツー本だけで仕事術を身につけようというのはどんなものだろうか。

その他、今週の読書

電車通勤でついつい買ってしまう週刊誌のなかに週刊現代のコラムに連載されているものを出版したもの

大変、楽しく読ませていただいたが、なんとなく、どこかで聞いたような話が多い。読み終わったあと、講談社現代新書「サラリーマン武士道 江戸のカネ・女・出世」の文庫本化だった。
おなじ本を二度買ってしまうってないですか。最近は、あっというまに書店の棚から無くなり、二度と買えなくなるというのがほとんどですから、ついつい買い込んでしまうのですが、このような別の形態で、題名なども変えられると気が付かない可能性大。えっ、おまえが忘れっぽいだけだよというのは置いといて。

最近、来年の大河ドラマ風林火山本があいつでいる。
まあ、商魂逞しいのだが、私個人としては、結構歓迎。
別に専門分野をもつ研究者ではないから、ドラマをみながらそこから膨らませていくことができる歴史オタクにはたまらない。
これは、一種のメディアミックスなんだが、NHKもこれを意識してかしないでか、最近の大河ドラマ放映の最初と最後に解説をつけているのが続いている。
これが結構面白い。
今回、買い込んだのが

信玄の戦略―組織、合戦、領国経営 (中公新書)

信玄の戦略―組織、合戦、領国経営 (中公新書)

もう2〜3冊めだが、まだまだ買い込みそう。