ユーザとパスワード管理のカオス

最近はインターネット上のサービスを使用することが多くなり、それにつれてユーザ登録し、IDとパスワードが増加の一途である。
会社のシステムでは、ほぼシングルサインオン環境だが、インターネットではそうもいかない。登録するメールアドレスは、ポータルのフリーなアドレスを使い続けているが。
ID Managerを使用して管理していたのだが、PCの数だけ分散してしまっているので、それぞれの登録内容をCSVファイルに書き出しして、マージすることにした。
どこかのFTPサイトにでもデータファイルを置いて一元管理しないといけない。

これだけ、個人が必要とするユーザIDの数は、凄まじい数でサイバー空間のなかでは少子化とは無縁かも。

インターネットのパスワードもだが、財布の中のカードもどんどん増えている。
最近のメンバーカードはクレジットカードを兼ねているのも多く、ポイントカードも増えていく。
カードで、暗証番号が思い出せないものまである始末。
携帯電話がICカード機能を内臓し、そこにアプリケーションをダウンロードすることにより、複数のカード機能を持つことができるようになっているが、集中化も、なんとなく怖い。分散は拡散になりやすいのでこれも問題。
最近の携帯電話の進歩は凄まじい。いま、持っている携帯では、インターネットにアクセスし、GPS内臓でナビゲーション可能で、ワンセグでテレビをみて、音楽プレーヤーにもなり、300万画素のカメラで動画も取れる。おまけに電車に乗れて、財布にもなっている。アプリケーションをダウンロードすればさらに機能追加もできるPCでもある。アップルが発表したiphoneにいたっては、OSにOSXを使用しているとのことだからMacが電話になったようなものだ。
スタートレックの乗員が持っているトライコーダや通信機に近づいている?!
私は、生まれた時からTVがあったが、電話は無かった世代だ。

デジタルデバイドという言葉があるが、携帯電話の進化は、その状況を緩和していることは確かなような。あとは高齢者だけだな。

読書メモ