matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

今、国が最大優先におこなうべきは?

6月末からのコロナ感染者数が増加している
4月末のピークを超えている

https://hazard.yahoo.co.jp/article/20200207#

しかしながら、下記から見ると、重傷者数は、4月末からほぼ横ばいであり、StayHomeによって、感染者が減ったのだろうか。

日本COVID-19対策ECMOnet COVID-19 重症患者状況の集計
https://crisis.ecmonet.jp/

しかしながら、7月中頃から、重傷者は増加傾向になったように思える。
私見だが、コロナ対策は、重傷者数により対策をしていくことが、医療崩壊を防ぐ最大課題であり、PCR検査数による感染者数に一喜一憂しても、本当の危機つまり医療崩壊対策には寄与しない。

私的経験で恐縮であるが、わたしは2年前に喘息から肺炎に移行し、その結果、入院となったが入院直後、ICUにお世話になっている。実は、自分自身にはICUにいた記憶は一切なく、気がついたら一般病棟にいた始末であり、ICUがいかなるものか語る資格はない。

Wikipediaによれば、

日本集中治療医学会で「集中治療のために濃密な診療体制とモニタリング用機器、ならびに生命維持装置などの高度の診療機器を整備した診療単位」と定義されている

わたしの場合

「救急患者のうち継続的な状態管理が必要な患者」

動脈血酸素飽和度が、80%台となり呼吸不全になった。
幸いながら、人工呼吸ではなく酸素吸入にて96%以上に復活したため、一晩でICUから、一般病床行きになった。

重篤な症状を表した患者であれば、ICUを利用することは、どんな病気でもあり得るわけで、コロナ患者だけの施設ではないが、感染症の患者が、同一のICUに同室できないのが問題になる。
「集中治療のために濃密な診療体制とモニタリング用機器、ならびに生命維持装置などの高度の診療機器を整備した診療単位」であるため、各診療科の専門医師を配置したりする場合もある。そして看護師の配置人数を一般病棟より多くし、一般病棟で配置されない医療機器類の面倒を見る臨床工学技士などのスタッフが配備されている場合もある。そのような要員や機材を有効的に運用するため、大部屋で複数の患者が同室内でICU運用しているケースが多いのではないか。

今、最優先にすべきことは感染症専用に他のICU対象患者とは分離したICUの確保と増床である。

さらに、感染者判定以前でのICUの分離が必要であり、都合Green,Red,Yellowの3ゾーンICUが必須であり、Red,Yellowの2ゾーンには、それぞれ専用にCT装置が必要に思えます。

ICU要員確保と、機器などの設備費が民間ベースで自力でまかなえるとは到底思えないので、国費投入の最大優先項目ではないかと思えます。

無症状感染者の実態が把握できない以上、重症化対策、つまり感染者専用ICUの増床が死亡という最悪のリスク回避と、コロナ患者以外の重篤な患者の医療崩壊回避であると思えます