そろそろコロナ対策はインフルエンザ相当でよいのでは？

最近のコロナ感染者数の増加は著しい。

では、インフルエンザはどうか
全くといっていいほど報道されていない

インフルエンザの発生状況について

令和 2 年第 14 週（令和 2 年 3 月 30 日から令和 2 年 4 月 5 日まで）分のインフルエンザの発生状況
https://www.mhlw.go.jp/content/000620714.pdf

ICU入室 621 人
人工呼吸器の利用 461 人

2019 年第 36 週以降これまでの累積の推計受診者数は約 728.5 万人となった。
全国の保健所地域で、警報レベル、注意報レベルを超えている地域はなかった。

今年は患者数が少ない（約 728.5 万人！）し、過去インフルエンザで今年の4月に行った対応がされたことがない。

理由は

感染力が強い
ワクチンが無い
治療薬がない
死亡率が高い＝毒性が強い

重症急性呼吸器症候群（SARS)・中東呼吸器症候群(MERS)以来の大規模発生とされた。
つまり、パンデミック

感染者数では、日本では最近のインフルより格段に多いようには見えない。

新型コロナウイルス感染症まとめ
https://hazard.yahoo.co.jp/article/20200207

国内外の発生の状況
8月9日23時55分更新

国内の発生状況

現在感染者数 14,953 (前日比 +713)
新規感染者数 1,444 (前日比 -124)
累計感染者数 48,907
死亡者数 1,048 (前日比 +5) 死亡率 2.1％
退院者数 32,906 (前日比 +726)

現在感染者数＿累計感染者数ー退院者数と死亡者数ーダイヤモンド・プリンセス数
8月9日23時55分更新

沖縄は顕著。

沖縄県の発生状況

現在感染者数 871 (前日比 +137)
新規感染者数 159 (前日比 +75)
累計感染者数 1,131
死亡者数 7 死亡率 0.62％
退院者数 253

現在感染者数＿累計感染者数ー退院者数と死亡者数

では、毒性はどうか。
第1波では高い、とくに海外では。
ウィルスは変化し続けるが、初期の武漢時点つまり第1波では、強毒性だったようだが、第2波以降では、あきらかに死亡率が激減している。
コロナウィルスに罹患しても発症するのは、ごく一部なのも現実。

コロナは「弱毒化」しているのか？　欧米でも死亡率低下　専門家「無症状多く、判別困難」
https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/200806/lif20080621020062-n1.html

　「重症者が少ないという点から現時点で弱毒化しているという可能性は考えられる。ただ、明らかなウイルスの変異がみられず証拠がない」と語るのは、東北大学災害科学国際研究所教授の児玉栄一氏（災害感染症学）。
　「一般的にウイルスは強毒であり続けると、人を殺して自らの受け皿を失うため拡大しにくくなる。そこでウイルスは自ら病原性を弱めつつ、感染力を高める場合が多い」と解説する。
　ただ、「無症状」の事例が多い新型コロナの場合、「弱毒化」説の検証には難点も残るという。児玉氏は「若年層の無症状ないしは軽症の感染者が多く、重症化しやすい高齢者に感染が広がっていないため、本当に弱毒化しているか判別が難しい」と指摘した。

日本のコロナ死亡率、欧米より大幅に低い７・５％　持病の少なさ影響か
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6367690

国立国際医療研究センターの大規模調査は、流行の第１波を中心とした７月７日までに陽性と判定された全国の入院患者２６３８人を対象に、治療の経過などを分析。患者は中高年が中心で、死者数は１９７人
海外の死亡率と比較した結果、中国が２８％、英国が２６％、米ニューヨーク州は２１～２４％で、日本は桁違いに低かった。

重症患者状況を、ECMO利用で見てみると、第1波とは異なっているように思える

対症療法が、整理されしかも、初期段階ではアビガン（有効性はまだ未確定？）重症化移行時にはレムデシベルなど、それなりの対症療法ながら確保され、サイトカインストーム予防にステロイド投与など試行錯誤されながらも、効果が出ているようだ。高齢者や慢性的疾患者以外には、重症化リスクは少なくなっているのは確かで、重要なのは高齢者特に介護施設や診療環境での予防対策であり、健常者にはインフルエンザと同様で良いと思える。

専門家の冷静な意見が聞きたい。

2日本COVID-19対策ECMOnet　COVID-19 重症患者状況の集計
https://crisis.ecmonet.jp/