視線が社会性を持つ
最近、犬を飼い始めて関心を持つようになり、犬について考えることが多くなってきた。犬は狩猟の為に群れを形成するために社会性を持ったらしい。その意味で大きな違いは猫である。猫は単体で生息する。そのために猫は社会性を必要としない。愛猫家は媚びないところが評価するが、社会性を持つ犬との関係は深いものになる。
言葉を持たない動物が、群れで狩りを行うためにはリーダーの存在が欠かせない。リーダを持つためには序列の確立が必要であり、そしてリーダーを中心とした指示系統というかコミュニケーションが必要であるが、犬には言語は無いようである。では、どうやって指示を伝えるのかというと、’視線’らしい。視線が各メンバーの行動を決定していく。そしてその視線を伝えるために重要なのが白目である。黒目と白目が明確に判別できるため、眼球の動きが外部から識別できるのだ。歌舞伎役者など眼力といわれるが、大見得を切るときに大きく目を開くというわけである。
日本のリーダーの視線を国民は読み取れていないのではないだろうか。リーダーが見ている先は過去や現在しかなくその先の行動をするような視線がない。
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