matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

ビジネスの活性化

犬を飼い始めて2年。朝晩と犬を連れて散歩するのが習慣となったが、犬を飼い始めて認識したのはいかに犬や猫を飼っている家庭が多いかである。散歩は総長と深夜のため会う人は少ないが、道を歩いていると犬の気配を感じて吠えあうので室内犬も含めて犬を飼っている家庭が非常に多い印象。自分の子供時代は犬を飼っているのは、農家など比較的広い庭を持つ家庭に限られていたが、今はアパートでさえ犬を飼っている。ペットショップはショッピングモールのなかでかなり広いスペースを確保し、場所によっては子供服の販売面積より広いかもしれない。
近所にも動物病院が新設され、歩いて行ける距離に複数の病院がある状態は、人間の開業医に迫る勢いさえ感じる。まあ人間のクリニックの総数にはとても及ばないが、内科とか眼科とか専門別に考えるとその一角ともいえる。そしてどこも、ペットむけの医療機関は人間様のクリニックより収益を上げている印象がある。少子高齢化で小児科や産婦人科は減少しているが、人間向けの医療ビジネスは必ずしも昔ほど儲かっていないと思える。医療にかかわる高コスト体質は変化していないが、国民皆保険による医療費削減の結果、医療ビジネスは利益があげられないビジネスとなっているかもしれない。
ペットにも医療保険は存在し、定期的なワクチンなど病気にかからなくとも費用は発生している。子供にかける消費はペットに向かっている今、少子高齢化社会においてはペットビジネスが新たな需要を確実に創出してると思える。ペット産業というより、今までの既存のコンシューマ産業がペット向けも取り込んでいくことになるだろう。人間向けの製品をペット向けに改良していくことは、ペット向けだけの製品開発しかしていなかったペット向けのみの企業より優位な位置にあるはずだ。

児玉誉士夫 巨魁の昭和史 (文春新書)

児玉誉士夫 巨魁の昭和史 (文春新書)

信長の城 (岩波新書)

信長の城 (岩波新書)

ISBN:9784166608706:detail