matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

IT企業のカンファレンスって、アメリカ的

TechEDというイベントに参加

マイクロソフトが毎年おこなっているイベントなんですが、シンポジウムというか、しいていうと学会の勉強会のでかい版であり、はたまた、宗教団体のイベントという側面もありそう。

しかし、アメリカのIT企業というのは、このような技術カンファレンスが結構多い。セミナー形式であれば、顧客企業の研修の一環で気安いという面もあるのだろうが、根底には、アメリカの大学とかの学生気分というか気質のようなきがする。

マイクロソフトのシアトル郊外にある本社地区、レッドモンドという町なんだが、いってみると大学のキャンパスという感じ。感じだけではなく、実際にキャンパスと呼ばれている。低層階の建物が点在している。マイクロソフトの創業者は、大学在学中に企業しており、下宿先をそのままオフィスにしたような感じで、最初に雇われた事務担当の女性の仕事は、冷蔵庫の中のソフトドリンクと、ジャンクフーズを切らさないようにすることだったそうだ。その名残か、なにかわからないが、マイクロソフトでは、ソフトドリンクは飲み放題だそうだ。

ベンチャー企業には、そんな風習がそのまま残ったりしているようだ。SUNでは、クッキーをだしていたのが、そのまま残り、今は無きDECでも創業時に創業者の奥さんが焼いていたクリスマスの七面鳥をくばっていたのが、何万人の規模になっても、クリスマスに配布していたようだ。タンデムでは、昼休みには、ビールをのんでいて、ビアバストとよばれていたし。

話が、逸れてしまったが、TecEDでは、ジュースや、コーラなどのソフトドリンクが飲み放題で、おきまりのジャンクフーズも置いてある。TechEDが日本で始まったころは、すごく派手で、昼はホテルでランチだし、夜はパーティみたいな余興も数多くあったが、だんだん、セミナー主体のものになっている。

エンジニア向けなので、平均年齢は若いのだが、中年エンジニアも結構参加はしているが、代替わりが進んでいるような。結構テクニカルな内容なので、若手が勉強する機会として研修扱いになっているようだ。でも、中年エンジニアはなんとなく、運動不足の太めで、いかにもギークっぽい。