matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

活気ある名古屋駅

今日、名古屋にいきましたが、名古屋駅は相変わらずすごい人である。栄にもいったんですが、名古屋駅付近は密度がすごい。地球博の影響だろうが、JRの駅ビルであるセントラルタワーの建設がやはり大きな寄与であろう。駅前には、高層であるトヨタビルが建築中であるし、国際空港といい中部地区はいま元気だ。一説によれば、日本の黒字の9割はは、中部地区から出荷されているというのがあるぐらいだ。現時点で国際競争力のある企業は、自動車をはじめとする製造業である。

今、郵政民有化が国会の問題になっている。一番の不明確なのは、はたしてそれが必要かということである。かつての大赤字の国鉄は、JRとなり、名古屋駅とか、東京駅とかみていると、これこそ民営化の成功例そのものである。電電公社はNTTとなり、結局、それは通信の自由化という結果になり、ドコモをはじめとする携帯電話や、ASDLなどのブロードバンド環境はいつのまにか世界のなかでもトップクラスとなっているといえる。これらからみれば、民営化万歳というところだが、やはり、僻地など競争原理がはたらかない地方こそ必要であり、完全な自由化はやはり無理があり、公共事業的な考慮がかならず必要となろう。

お役所仕事とはいいたくないが、やはり競争原理が進歩を促すということは間違いないでしょう。共産主義は、発展を阻害してきたのは、ソ連や中国などをみているとそう思える。

大企業が、寡占状態となれば、その企業こそが役所となる。役所こそが、究極の寡占企業なのだ。’自由’な競争状態を保つためには、一人がちという状況をなんらかの外部の力で阻害する必要がある。それができるのが政府なり政治という思いがする。