政治家の器量と度胸

特定の新聞記者を会見から締め出しをしたどこその政党幹事長がいたそうな。あまりにも理不尽な個人攻撃をしたからとのことだが、人の悪口をしていることを生業にしている人種の中には、器量もない方もいるだろう。在任中にはじっと耐え、辞任後の記者会見を拒否し、空席の記者会見場からテレビカメラに向かって挨拶を述べた総理だ人もいた。私生活のスキャンダルを常に追いかけられる芸能人同様、公人には常に批判のみならず中傷誹謗がつきまとってしまう。
政治家はあくまでも政治家であり、実務家や専門家でもない。政治家は、選択を行うことが使命であり、選択肢を作成させることが権力である。したがって、具体的な知識や経験ももちろん求められるが、見識を問われ人格を窺われる。イエロージャーナリズムは読者に媚びるが故に本質とは異なる視点でしか書かれないが、イエロージャーナリズムを信用しない良識？者は、その対応のみをみていることを政治家は覚悟しなければならない。

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