匿名性
レストランの評価を上げるために、報酬を得て意図的に評価を高くするビジネスが出ている。匿名性が高いインターネットの特徴のひとつであり、やはりインターネットは信頼できないとの論評も数多く見受けられる。ネットの世界では、2チャンネルやブログなどでもデマや誹謗が数多くネットの闇の部分がある。情報を発信する側の見識やモラルが問われることであるが、情報を得る側も判断力が問われるのはもちろんだ。いわゆる従来のマスコミという限られた情報発信力がインターネットにより個人レベルに解放されたが、アメリカでは新聞などの既存のマスコミに対する脅威になっている。新聞などのジャーナリズムの危機でもあるが、しかし、従来からのジャーナリズムが果たして本当に正しい情報をつたえていたのだろうか。中国ではツィター相当の国内サービスが新聞に変わる情報源となり、政府筋の施政者側に警戒されているらしい。Facebookなど匿名性が無いサービスが拡大しているが、政治的、あるいは社会的な問題や事象に対し、個人レベルでは到底太刀打ちできないが、匿名ということが個人を守ってくれる唯一な手段ではないだろうか。我々は匿名情報を発信し、それを得ることができることが基本的人権ではないとも感じる。ただ、情報に取捨選別を自己責任で行うことが大前提となる。
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