matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

液晶テレビ安いけど

地デジ化したので、既存のアナログTVが見えなくなってしまって、下の娘の部屋のテレビを買い換えた。14インチのソニーのブライン管なんだが、なんと91年製。使っている娘より年寄りだった。使用頻度が低かったとはいえ、18年も使用したことになる。昔の電化製品というのは、丈夫だなあと。一番安い国内メーカならどれでもと思い、某Y電機にいって、東芝の19インチの液晶テレビを買う。32,000円で19インチの液晶TVが買えたわけだ。91年のテレビはリサイクルで引き取ってもらって、3,000円ほど。ところが、エコポイントが7,000で、リサイクルしたからさらに3,000ポイントで合計10,000ポイント。まあ、現金化できないけど30,000円弱でテレビ買い換えたことになる。電化製品って安くなったよね。でも、前のテレビのように10年以上使えるとは思えない。6年前に買った42インチのプラズマは高くて40万ぐらいしたけど5年目にして壊れまして、マザー交換。某Y電機の長期保障のおかげで無料修理だったけど、5年でテレビ(しかも決して安くない高級品!)が壊れるということに昨今の品質前提が伺える。親父が最後に買った液晶テレビ初期不良で交換したことなど日本の電機製品に関するイメージは大きく変わった。
ところで購入したテレビは東芝製だが、某Y電機で対応してくれた販売員はソニーからの応援販売員だった。42インチのプラズマ購入時も、日立のだったが、対応してくれたのは、パナの販社の人。いまや、メーカの体場は弱くて、小売側に販売協力無しでは、売ってもらえない。ナショナルブランドではなくプライベートブランドの時代なのかもしれない。いまや、プラズマ生産はパナだけで、液晶もSharpと韓国メーカのみで、最終組み立てするだけのメーカ間の差異は価格だけでどこまで、身を削るかの争いに見える。尺度が貨幣だけになりつつあり、最終価格の争いだけで、質や感性の価値観はもはやなくなりつつあるのか。

ニューヨーカーはどこまで強欲か (扶桑社新書)

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世界中が、ニューヨカーになるとき、皆豊かになるとは思えない。