matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

うーん、効率化か

matsuok2009-05-05

うーん、効率化か

連休を使用して、亡父の分骨のために京都まで家族で出かけた。家は
西本願寺なので、大谷本廟に納めることになる。ここは京都府京都市
東山区にある浄土真宗の宗祖親鸞墓所。通称・西大谷。同じ京都市
東山区内に、真宗大谷派東本願寺)が宗祖親鸞墓所としている大
谷祖廟(東大谷)がある。
新家であったので、仏事にはまったく縁のない身であったので、なに
もかも始めての経験であるが、考えさせられることが多い。大谷本廟
への分骨の慣わしなどがあることも最近知ったわけで、分骨はもちろ
大谷本廟にいくのも初めてである。
ETC休日1000円に乗ったわけではないのだが、自動車ででかけたのだが、
大谷本廟には、駐車場がほとんどない。10台程度のスペースしかない
ため、まずはこの空きを待つのが時間が掛かる。西本願寺にはパーキ
ングスペースがあるそうなので、そこから無料の送迎バスで来るのが
よかったかも。ようやく車を停める事ができ、まずは本廟会館の総合
受付。 鉄筋の近代建築で、自動ウィンドウのエントレスから入ると、
大きく手続きの案内が掲示されている。私たちのように、檀家のある
寺院に所属しているので、「無量寿堂納骨」になるので、事前に無量
寿堂納骨届を御住職に記入いただき持参する。
受付は総合受付形式で、まるでJRのみどりの窓口みたいに、カウン
ターが有って、空いた窓口に申し込む。受け付けしている人が門徒
章をつけているところが違うくらい。届けを出すと、まず端末に入力
する。オーダエントリというところだ。LenovoのPCで揃っていたので、きっとIBMのシステムに違いない。座経を申し込むと、僧侶が来てくれて、読経をしていただける。料金?は記載されていないが、お寺の御住職から聞いていた1経5000円という相場?でお願いする。そうすると、仏前の袋をくれるので、記名してお渡しすると、記念品のお線香などと共に、磁気カードが渡される。キャッシュカードみたいな。次回からお参りするときは、これで受け付けもスムーズ。顧客データベースにも登録済みというわけだ。
そこから、無量寿堂に移動し、そこにある窓口に受付で渡された受付書を渡すと、あとは納骨場所で僧侶のかたをお待ちする。このあたりのシステム化は、物流管理の出荷指示の仕組みを伺わせる。システム設計したSEは、販売管理システムをベースにしたのではないか。
納骨場所である無量寿堂は巨大な倉庫である。ロッカーが立ち並び、1つのロッカーの上半分が仏壇、下部が引き出し式のロッカーとなっている。防火上止むを得ないのであろうが、建物の鉄筋コンクリート、スチールロッカーは実に寒々しい。華美にする必要ももちろんないだろうが、もう少しデザイン的になんとかならないものだろうか。
所属のお寺でのお骨を収めるスペースも4/5程度埋まっていたので、きっと私の骨を収めるときには、スペースもなさそうだから、心配する必要も無いかもしれない。浄土真宗では、遺骨とか供養とかには重きをおいていなく、故人は仏様のなられて極楽浄土に行かれているのだがら、これでいいのかもしれない。

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