matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

ひとに優しいITとは


昨日、母を病院に連れて行った。
最近の病院は、IT化が進んでいる。受付は、磁気カードでタッチパネルの端末から行い、そこで受付のレシートで番号札が出る。医者のPCからレセプト発行から薬の指示まで電子化され、診察など終わっている頃には薬まで受け取ることができた。
しかしながら、医薬分離の推進により病院内で薬を受け取ることができなくなり、処方箋をもらって任意の薬局にとりにいくということになった。
まあ、これは医療費削減の一環であり、どうしようもないかもしれない。
しかしながら、今回のシステム変更で、番号札のデザインが変わっている。
番号札の番号の数値など、文字の大きさが小さくなっている。
元々は、拡大文字だったのが通常のレシートと同じような文字の大きさに揃えられた。デザイン的なレイアウトとしては、今回のほうがいいかもしれない。
しかしだ。老人には、この文字の大きさでは見えない。
以前のレイアウトでは、番号だけは、拡大してあったのに。
おそらく、開発者が変わっている。

今週の読書

古代豪族 (講談社学術文庫)

古代豪族 (講談社学術文庫)

国造から郡司など、古来からの土着勢力が、国司や受領などの中央から赴任した下級貴族や皇親など、中央の支配階層からはみ出した勢力に搾取されていく様が興味深い。