matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

え〜!中国で「ニセモノの塩」が氾濫


驚くべきニュースを見た。
中国で「ニセモノの塩」が氾濫

昨年来、広東省では低価格の偽物の食塩(以下「偽塩」)が食品市場に氾濫している。食塩を扱う商店の90%以上で偽塩を販売しており、本物の食塩を買い求めるのが難しい状況にある。広州市の新聞「新快報」によれば、2007年2月10日から同紙の記者が広州市の6つの区に10カ所ある食料品市場で食塩を扱う商店90軒を調査したところ、この内82軒が偽塩を販売していたと言う。

この偽塩が、工業塩で亜硝酸塩というから驚きだ。
長期間摂取し続けると、中毒になるという。
古代から、中国では塩が官の収入源であった。専売することにより巨大な利益を得、塩の流通経路は物流そのものであり、歴代政権はその流通網を抑えることにより政権を維持してきたと言える。塩の密売人が反乱をおこしたことさえある。塩商人は莫大な利益を得ていたという。山西商人が代表的だろう。

現代中国でさえ、その状況に変わりないともいえるが、毒を含む偽塩まで売って金儲けに走ってしまうとは、共産主義から自由主義への転換は、はたしてどうなのかと思えてしまう。本来平等であるはずの社会主義からの変化は人心の解放は、倫理までも開放してしまったのか。

それにしても、中国産の食料品って怖くない?
塩...使ってるんだよね。