高齢化社会の到来
知人の葬儀に行き、通夜や告別式や初七日まで同席したが、市の火葬場にて待っていたのだが、次から次と霊柩車が到着している。市内にも斎場が数多くあり、日中には互助会への入会の勧誘や内覧の案内の電話が掛かってくる。うちは3世代同居で老人がいるのを見越しているのだろうが、なんとなく気分がいいものではない。
妻が、その電話を取り、案内に「主人と相談してから」と言うと、「いやそれを言うと俺の葬式の心配をするのかと怒られますよ」というらしい。だったら勧誘してくるなよなあとも思ってしまうが、やはり競争が激しいのだろうと思う。最近は郊外の住宅地であるこの辺りにも複数の民営の斎場が新設が相次いでいる。少子高齢化でビジネスチャンスが多くなる反面、核家族化が進み、儀礼的な行事の規模が縮小している。
2007年問題で団塊の世代が60歳を迎え、高齢化が進行すると同時にこの世代は少子化が定着した年代でもある。私の両親は8人兄弟と5人兄弟であるため、叔父や叔母などが非常に多いこともあり、法事なども多人数になるが、自分たちの番になると兄弟も少なく、また晩婚化や平均寿命が大幅に向上している現状から親世代の亡くなる時、その送る側の子供も高齢化し、現役時代と異なり、社会的に大規模な告別式の必要性も薄らいでくるだろう。
最近は、自分の周りにも未婚者の比率が高くなり、晩婚化傾向も定着した感がある。また、子供のいない夫婦も増えているような印象が強い。
老人世帯が増え、病院に行くと老人ばかりが目につく。
- 作者: 鳥越憲三郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2000/01
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
そして、源流の長江流域には、漢民族が流入しているということだ。
先住民族と現在の民族は必ずしも一致していない。インドのインダス文明の担い手は西からきたアーリア人に追い出されインド亜大陸の南側に押しやられている。
少子高齢化が進行している日本は数世代を経て人種的にも別民族になっているかもしれない。
プログラミングでメシが食えるか!?成功するプログラマーの技術と仕事術
- 作者: 小俣光之
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2007/01/12
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 122回
- この商品を含むブログ (54件) を見る