オブジェクト指向
Javaの普及、C++の定着、C#の登場などオブジェクト指向言語は定着しているといっていいだろう。最近のソフトウェアエンジニアはオブジェクト指向ありきの環境から、始まる。
オープンソースのpythonやRubyなどもオブジエクト指向になっている。携帯電話が普及してから育った昨今の小中学生や高校生までは携帯のない時代など創造もできず、待ち合わせに場所や時間をきっちり決めておくといった基本的な事もされなくなっているようだ。
わたしの世代のソフトウェア開発は構造化から始まった。FortranやCOBOLからgo to lessを如何に行うかということ、そしてC言語など手続き型言語に頭が染み付いているが故にオブジェクト指向が難しいものに感じたものだ。
従来型の言語では、コンパイル時またはリンク時にほぼ型定義や参照解決が完結するが、オブジェクト指向では実行時に動的に決定されるため、リソースやオーバヘッドを多く必要とすることが、適用を妨げ、ひいてはそれが商業ベースの利用、すなわち、実用を妨げていた。
いちばんやさしい オブジェクト指向の本 (技評SE新書 007)
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