改革と抵抗
改革には、抵抗がともなう。現状維持派との戦いだ。
人は変化を嫌う場合が多い。
ストレスの最大要因は環境の変化ではないだろうか。
5月病やマレッジブルーなど、変化することに対する恐れではないだろうか。
不確実性は人を不安にする。未来のことは誰にもわからないが、過去のことは自分がよく知っている。後悔も経験で、同じ事が起これば対処方法も想定できる。
- 作者: 黒野耐
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/09
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江戸時代にも、改革とよばれるものがある。
上記のいずれも見ても、環境の変化に対応するのが目的だ。
現状の問題が解決できないのであれば、現状の仕組みやシステムをかえるしかなく、場合によってはルールまでも変えなければならない。
しかし、現状のルールを変えることは、現状の統治する側の存立基盤を否定しかねない面を持つ。それが故に、中途半端になりかねないし、また、権力を得るために改革を旗印にするケースが多い。
改革とは、環境の変化に対応するのが目的であるはずが、政争の手段に見えてしまうのだ。