matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

考古学者になるのが夢だった


わたしの小学校時代の将来の夢は考古学者になる事だった。今でも歴史が大好きだ。でも今、私は所謂IT技術者。
中学時代に星新一から始まったSFがコンピュータへの関心を持ったきっかけでもある。理系と文系と最後まで進路が決められず、大学受験では工学部と文学部を両方受験し、結局失敗してコンピュータの専門学校に進んだ。ソフトウェアというのは、文系もあるし、理系でもある。その意味では、選んだ職業としては決して間違っていたとは思えないが、歴史にたいする憧憬の念はは強い。

古代史の謎はどこまで解けたのか (PHP新書)

古代史の謎はどこまで解けたのか (PHP新書)

世間でも歴史マニア、愛好家を多いらしく、関心を寄せる人も多いようだ。日本はアメリカなどに比べると歴史ある国家だが、飛鳥時代以前のことになると一挙に霞がかかっている印象だ。古墳や埋蔵物などから図り知りえることは、ロマンを感じる。1万年にも及ぶ縄文時代に比べると弥生はあまりにも短期で空白な感じがする。国家らしきものが形成されるまでは部落単位の生活様式であれば、遺跡などから類推できるだろうが、社会が形成されていくなかで、その成り立ちは神話になっているようだ。断片的な事実が、様々な解釈ができることがロマンを感じる。