騙された人の自己責任...なんでしょうが
偽装マンションを買ってしまった人、アネハ問題。
ライブドアの株を買ってしまった人
どちらも知らずにすんでいたら、幸せだったかもしれない。
そして、地震が起きた時に初めて結果が知らされる。その確率は低いが、起きない保証はない。
ライブドアの粉飾決算が知られずに、株価を維持していても、いつかは、実体が明らかになる。
誤った情報を元に行動した結果である。
偽装マンションの住民に対し、はたして国が自治体が補償をすべきかという議論があるように思う。
結論からいうと、現時点で、被害者保証の制度がない現時点でそれはありえないだろう。犯罪に対して国が補償するのなら、殺人事件に被害者、盗難に対する補償もされねばならなくなる。それがされるべきかどうかという理ではなく、過去そして今、それはされていない。
国や自治体には、犯罪を防止し、犯罪を見逃さない責任は必ずある。法が不備であることが今回の事件の背景があるのなら、その対策を速やかにすべきである。建築に対する基準の設定、認可、検査などは、やはり、国や自治体の仕事であるべきであり、簡単に民間移管できるものではないだろう。警察や、消防までも民間に移管するつもりなんだろうか。許認可権を、利用し、官がそれを特権とし、利権化してきた過去の経緯が、安易に民間移管になりえてしまう例になってしまった。
小さな政府の実現は、少子化高齢社会への重要な課題であることは、間違いないが、慎重な対応が要求されるところだ。アメリカからの牛肉輸入でのアメリカ側の検査というものが形骸化しているという事実である。やはり、性悪説にもとづくしかないのが悲しいが。
では、偽装マンションを買った人に救済することはないのか。
いや、そこからは、’情’の話である。災害時に助け合うのは、ヒトとして性であると思う。
その意味では、性善説だ。
今日、読み終えた本
戦国大名 県別国盗り物語―我が故郷の武将にもチャンスがあった!? (PHP新書)
- 作者: 八幡和郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/01
- メディア: 新書
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