matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

郵政民営化への転向

野田聖子氏の選挙区に住んでいる。選挙では野田聖子氏に投票した。いま、民営化法案に賛成票を投じたことが話題になっている。どちらかというと、批判的な意見も多いような感じがしますが、どうなんでしょうか。対照的に平沼議員はあいかわらず反対である。

野田聖子氏なり、平沼氏なり、亀井氏なりに投票した選挙民は、民営化に反対で投票したひとより、議員本人に投票した。いわば信任だろう。どれも、過去自民党内では有力者であり、地元民としても自民党の有力者とにての本人の実績に投票した方が多いというのはいがめない。

その意味で民営化に反対するのではなく、自民党内に残り、従来どうりの活動が可能になることが期待に沿うことなのかもしれない。ということは、裏を返せば、自民党を離籍したら存在価値はないということを認めているにすぎない。

現在の国会の仕組みにおいて,無所属議員がどこまで活動できるかというのは非常に疑問があり、無所属になっているのは、議員としての名誉職での存在になりかねない。現在の仕組み上、政党なり会派活動なくしてありえない状況であることは明確である。国会議員には国政調査権がある。これは、政党に与えられるものではなく、あくまでも国会議員に与えられる物である。無所属になっても、なんらかの活動をされることを強く望むが、現実はそうはいかないだろう。

となると、やはり、踏絵だろうがなんだろうが、ここでは踏まざるを得ない。

でも、造反議員と呼ばれるなかの有力者たちは本当に信念に基づいて民営化に反対したのだろうか。
政争の具として利用したに過ぎなかったのか。その反省なくしては、政治屋か政治家かが明白になる。