「日本のインテリジェンス機関」、「下流社会新たな階層集団の出現」
- 作者: 大森義夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/09/20
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当事者でしか書けないこと。当事者であるがゆえにかけない事。日本の情報機関のありかたを問うているのかもしれないが、いまいちボンヤリとしたイメージしか感じれないのはしかたがないところか。
東大出の警察官僚キャリアである。国家公務員のキャリアは、管理者としてそのキャリアが始まる。故に天下国家を語れるという面もあるだろう。
この著者の略歴をみると、退官後は、NECにて重役として迎えられている。
NECは警察のコンピュータシステムのほとんどを構築しており、運転免許者データは1機関として保持している最大の個人データベースでもあるが、それはNECのコンピュータで構築されており、指紋の登録・検索システムもNECが独占シテイルシステムであり、海外にも販売していたこともあるはずだ。
元々、電電公社時代、電々公社以外で、全国規模の電話網をもっていたのは、鉄道電話(旧国鉄)と警察電話だった。NECは、もともとは、電話機メーカなのである。もっと歴史をたどれば、住友銅山、そう電線メーカだった。
- 作者: 三浦展
- 出版社/メーカー: 光文社
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