matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

注目の岐阜1区

やっぱりというか、野田聖子が当選
現在、国会議員を頂点として、県会議員、そして県会議員を応援する市会議員というピラミッドが地方でできている。自民党というより、個人党である。中央への陳情も、その国会議員を経由し、地方選挙で、県会や市会を公認するのは党というより、その選挙区選出の国会議員である。
したがって、地方には党組織というより、一族郎党の封建国家の体がある。

しかし、今回、党が選んだ候補者が、その地域とは無関係な人物がくる。これはそれが、本質なのだろうか。地方で選出された国会議員が国政ではなく地方に貢献する地方行政への取り組みが評価される。国会議員がすべきなのは国政であり、地方行政ではないかもしれない。しかし、党が選んだ人間しかえらべないのなら、それは政党を選ぶということに過ぎない。民主主義は多数決社会なのだろうか。常に多数派でなければ、成らないというのは、政権党に属さなければ、何事もできないうというのでは、国民の選択の幅が非常に限定される。

政治屋だけではなく、幅広い層からの参加ができうる可能性もあるであろうが。

でも、一人の国会議員が党にたよらずになにが成し遂げられるかも、確かに疑問である。

無所属となった、野田聖子は、なにをなそうとするのか。選挙民はなにを期待すればいいのだろうか。

わたしも、野田聖子に1票をいれた一人でもある。