matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

日本経済の分岐点は過ぎたのか

路線価格の上昇、石油の高止まり、日経平均株価株価12000円越え間近および住宅金融公庫金利の3%越えなど、デフレスパイラルが止まった感が強い。銀行の不良債権も改善され、2007年以降、団塊の世代の大量定年退職による人件費の圧縮など、企業収益上の改善が定着していそうな状況であろう。海外投資家による、最近の日本市場への取り組みもその観測を裏付けていると思える。

ファイナンスが改善し、キャッシュフローつまり、運用資産が増え、いよいよ投資が可能な今、日本の企業はなににとりくんでいくのだろうか。自動車の競争力は定着し、ビックスリーどころかGMの影をトヨタがせまろうとしている。日産、ホンダおよびマツダも堅調だ。日本企業は、売り上げが上がらなくとも収益を向上させているが、新しい稼ぎ頭が見えない。
日本の技術力は、いまや部品や素材なのかもしれない。最終組み立ては中国かもしれないが、そこに使用されているの日本製の部品かもしれない。

FAX,VTR,デジカメなど、日本発の製品カテゴリーがあったが、いま日本発で世界標準になりうるものはなんだろうか。DVDレコーダや、大画面薄型テレビ?、大型スクターなんかどうなんだろう。

ボーナス時期は過ぎたが、今年のボーナスの人気商品はなんだったのだろうか。