matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

製品の短寿命化


製品の寿命が短くなっている。ライフサイクル管理が重要になっている。
今日のワールドサテライトニュースでの話題。
「多様性への対応が短寿命化」ということだが、変化が変化を呼ぶ。そのサイクルが短くなっているようだ。製品開発しても、優位が短期間しか保てない。家電や電機機器などプラットホーム化が進み、インターネットで情報の流動性が飛躍的に高まっている。製品化できる期間が短縮できる背景がある。短期に製品開発できるということは、競合もしかり。開発力の向上に必要な規模メリットがなくなりつつあるのだ。少数の人数で開発できるのがIT技術の賜物だろう。

製品優位が保てない時、需要者側サイドが強くなる。供給元は多様化し選択肢が少なくなることは、コスト面のみが選択肢となる。

家電業界では、量販店の扱い商品がシエアを決める。消費者に届ける商流を握るものが勝者だ。しかし、旧来の百貨店やスパーなど大手流通業はかならずしもわが世の春ではないのも現状だ。デルモデルは、製造業ではなく、物流の強みだ。

誰が勝者かは、わからないが、いま磐石に見えるのはトヨタ自動車だ。すくなくても隙がみえない。