matsuok’s diary

あくまでも個人的意見であり感想です

少子高齢化による日本社会課題解決策はラグビーワールドカップにあり?

 

私たちが生きていくのは「縮小の時代」だということだ。

縮小ニッポンの衝撃 (講談社現代新書)

縮小ニッポンの衝撃 (講談社現代新書)

 

私たちが生きていくのは「縮小の時代」だということだ。
これから日本は、かつて世界のどの国も体験したことのない未曾有の人口減少社会に突入していく。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2050年には日本人の数は1億人を切り、その半世紀後には5000万人を切る。これは大正時代の人口とほぼ同じである。出生率がさらに低下することがあれば、2100年の人口は3700万人にまで低下するという。これは明治時代の人口とほぼ同じ。しかもその4割が65歳以上だ。

今、日本は人手不足と言われ、有効求人倍率は需要が上回る。しかし、その反面非正規雇用化し、中高年のリストラは恒常的な状況だ。不足しているのは介護、警備そして低賃金なサービス業。求められている雇用は低賃金であり、その結果税収や社会保険は減収し増加する高齢者支援を支えていけないのが現状であろう。
現時点で、国の対策としては、中高齢者については、年金対策のための再雇用といった高齢者就労、低収入者への厚生年金枠拡大、健康保険対象枠のより低い収入枠もしくは小規模企業への拡大。


北欧など高福祉高負担型とは日本は異なると言われるが、すでに正規雇用の給与就労者に対する負担は、税金でほぼ30%、健康保険と厚生年金用の社会保険負担は、20%にたっしている。ただし、社会保険に関しては、半額を企業側が負担しているので実感が薄いだけだ。しかし、それが非正規化、中高年のリストラを促進している。

2018年12月、外国人労働者の受け入れを拡大するための改正出入国管理法が成立し、19年4月から施行される。背景には、国内の人手不足の問題がある。

外国人労働者の雇用が進むが、生産性の向上には繋がりにくい。外国人労働者の受け入れは、生産性を低いままに留める可能性が高いからです。人手が足りなければ、本来は省力化のための投資をして、生産性を高めるべき。そういう努力をせず、安価な労働力に頼れば、生産性の高い産業との格差がますます広がり、生産性の低い産業はますます人が集まらなくなるという悪循環に陥ってしまう。

matsuok.hatenablog.com


人手不足の直接の原因は、生産年齢人口(15~64歳)の減少です。その中でも、若年層が大きく減少しています。

少子化に即効性のある対策はあるとは思えません
若年層の海外移民、それも出稼ぎではなく日本社会に定住し、2世以降の世代も日本に定着し日本社会を維持していく取り組みが必要です。
私は、現役時代には外資系企業に属し海外に出かける観光ではない機会を得ることができましたが、私じしんは今の日本のほうが住みやすいと感じてきました。現在の日本社会は、様々な問題を抱えてはいますが、世界のなかでも格差がさほどひどくなく、社会インフラは整備され、治安の良さ、国民皆保険や年金制度などは世界のなかでは整備されているとおもいます。外国人観光客も訪日したかたの多くは日本に好印象を持たれるとおもいます。

海外からの移民のあるべき姿を私は、ラグビーワールドカップに感じます。日本に留学し日本に定住した若者は、まごうとなく日本代表であり、日本に帰化し日本人として、日本社会に同化していただける。

単なる低賃金労働力としてではなく、日本を留学先として魅力を持たせるために、より低コストの実業教育環境と経済的支援制度の実現。これは外国人向けのみならず、若年層や中高年向けにも有効だ。少子化は大学の定員割れの要因であり結果として現在の大学は学生確保のために学校設備への投資と募集の営業コスト増加を促進した結果、教育コストは年々高額化している。豪華なカフエテリアや学生会館への必要性はないと思える。現状の工業高校/専門学校などの実業向けの環境での大卒資格の授与や、資格取得を可能とすべきではないかと。
少子化の結果、都心部や過疎地問わず、小中学校の統廃合が進み、その施設は有効活用できるのではないか。中高年や定年退職者を低賃金で講師として就労機会を創出。海外留学生も積極的に受け入れるために、余剰化している公共住宅を開放する。URや地方自治体のもつ廃校や公共住宅を国が買い上げ、大学や専門学校の規制緩和を勧め、小規模な公立の単科大学・専門学校化すべきだ。
もはや大規模な総合大学は集中と選択を行い先端技術向け人材育成に特化すべきとおもえる。

なぜラグビー日本代表には外国人がいるの?

ラグビーユニオンの規定では外国出身でも条件をクリアすれば他国の代表資格を得られる。これは他の競技と明確に違うところで、「代表選手」という同じ言葉でも概念が違う。

日本代表資格取得の条件。

大前提として、他国での代表歴がないこと。

加えて、以下の3つの条件のうち1つでも当てはまれば日本代表資格が得られます。

  • 出生地が日本
  • 両親または祖父母のうち1人が日本出身
  • 日本に3年以上継続して居住している(2020年12月31日からは、5年以上の条件に変わる)

さらに、以下の条件でも代表資格は取得できます。

この2つが出来たことにより、厳密には他国の代表歴があっても日本代表にはなれるのですが、非常に稀なケース。

他国で代表歴がなく最初の3つの条件のうち最低1つ以上満たせば良い。

つまり他の国出身の選手でも日本代表になれる
彼らを助っ人外国人と表現する人もいますが、プロ野球の場合、元メジャーの選手などが来日しますが、彼らはその報酬目当てに来日するわけだが、しかしラグビー日本代表の報酬はプロ野球のように高額ではありません。ほとんどはトップリーグのチームに3年以上所属して日本代表資格を得られたか、大学から日本に留学に来てそのまま日本代表をめざした選手です。日本代表を選ぶということは、自らの出身国の代表の資格を捨てるのと同じです。

 

 

https://twitter.com/Goro_15/status/645663742466859010
五郎丸歩

@Goro_15
ラグビーが注目されてる今だからこそ日本代表にいる外国人選手にもスポットを。彼らは母国の代表より日本を選び日本のために戦っている最高の仲間だ。国籍は違うが日本を背負っている。これがラグビーだ。#JapanWay

ヘッドコーチ(HC)

出身地/出身校:ニュージーランド/オタゴ大学[NZ]
フォワード(FW)
●プロップ(PR)

出身地/出身校:新潟県/関東学院大学
出身地/出身校:大分県/天理大学
出身地/出身校:韓国/拓殖大
出身地/出身校:トンガ/流通経済大学
出身地/出身校:トンガ/埼玉工業大学

●フッカー(HO)

出身地/出身校:京都府/東海大学
出身地/出身校:京都府/帝京大学
出身地/出身校:大阪府/帝京大学

●ロック(LO)

出身地/出身校:ニュージーランド/リンカーン大学[NZ]
出身地/出身校:南アフリカ/ネルスプロイト高校[RSA]
出身地/出身校:トンガ/拓殖大学
出身地/出身校:オーストラリア/ブリスベンステート高校[AUS]

フランカー(FL)

出身地/出身校:ニュージーランド/帝京大学
出身地/出身校:兵庫県/関西学院大学
出身地/出身校:ニュージーランド/東海大学
出身地/出身校:南アフリカ/フリーステート大学[RSA]

フランカー/ナンバーエイトNo8

出身地/出身校:愛知県/帝京大学

ナンバーエイト

出身地/出身校:トンガ/花園大学

バックス(BK)
スクラムハーフ(SH)

出身地/出身校:大阪府/大東文化大
出身地/出身校:京都府/京都産業大学
出身地/出身校:福岡県/帝京大学

スタンドオフ(SO)

出身地/出身校:愛知県/明治大学

スタンドオフ/センター(CTB)

出身地/出身校:京都府/帝京大学

●ウィング(WTB)

出身地/出身校:福岡県/筑波大学
出身地/出身校:トンガ/東海大学
出身地/出身校:ニュージーランド/ランコーン高校[AUS]

●センター

出身地/出身校:ニュージーランド/ブリスベンステート高校[AUS]
出身地/出身校:鹿児島県/帝京大学
出身地/出身校:サモア/山梨学院大学

フルバック(FB)/ウィング

出身地/出身校:南アフリカ/桐蔭学園高校

フルバック

出身地/出身校:大阪府/早稲田大学

 

www.nippon.com

ラグビーW杯2019:日本代表メンバー31人のプロフィールと試合日程
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00530/

ヘッドコーチ(HC)

出身地/出身校:ニュージーランド/オタゴ大学[NZ]
選手代表歴:ニュージーランド代表(20Cap)、日本代表(9 Cap)
主なHC経歴:2011-2016 ニュージーランドハイランダーズ(スーパーラグビー)HC ※2015シーズン優勝

フォワード(FW)
●プロップ(PR)

出身地/出身校:新潟県/関東学院大学
代表戦出場/W杯:28 Cap/2回目
所属クラブ:パナソニック ワイルドナイツ

出身地/出身校:大分県/天理大学
代表戦出場/W杯:3 Cap/初選出
所属クラブ:トヨタ自動車ヴェルブリッツ

出身地/出身校:韓国/拓殖大学
代表戦出場/W杯:7 Cap/初選出
所属クラブ:ホンダヒート

出身地/出身校:トンガ/流通経済大学
代表戦出場/W杯:2 Cap/初選出
所属クラブ:神戸製鋼コベルコスティーラーズ


出身地/出身校:トンガ/埼玉工業大学
代表戦出場/W杯:8 Cap/初選出
所属クラブ:パナソニック ワイルドナイツ

●フッカー(HO)

出身地/出身校:京都府/東海大学
代表戦出場/W杯:-/初選出
所属クラブ:サントリーサンゴリアス

出身地/出身校:京都府/帝京大学
代表戦出場/W杯:16 Cap/初選出
所属クラブ:パナソニック ワイルドナイツ

出身地/出身校:大阪府/帝京大学
代表戦出場/W杯:61 Cap/3回目
所属クラブ:パナソニック ワイルドナイツ

●ロック(LO)

出身地/出身校:ニュージーランド/リンカーン大学[NZ]
代表戦出場/W杯:66 Cap/4回目
所属クラブ:近鉄ライナーズ

出身地/出身校:南アフリカ/ネルスプロイト高校[RSA]
代表戦出場/W杯:12 Cap/初選出
所属クラブ:NTTドコモレッドハリケーンズ

出身地/出身校:トンガ/拓殖大学
代表戦出場/W杯:13 Cap/初選出
所属クラブ:ヤマハ発動機ジュビロ

出身地/出身校:オーストラリア/ブリスベンステート高校[AUS]
代表戦出場/W杯:2 Cap/初選出
所属クラブ:宗像サニックスブルース

フランカー(FL)

出身地/出身校:ニュージーランド/帝京大学
代表戦出場/W杯:44 Cap/2回目
所属クラブ:サントリーサンゴリアス

出身地/出身校:兵庫県/関西学院大学
代表戦出場/W杯:11 Cap/初選出
所属クラブ:東芝ブレイブルーパス

出身地/出身校:ニュージーランド/東海大学
代表戦出場/W杯:62 Cap/3回目
所属クラブ:東芝ブレイブルーパス


出身地/出身校:南アフリカ/フリーステート大学[RSA]
代表戦出場/W杯:2 Cap/初選出
所属クラブ:クボタスピアーズ

フランカー/ナンバーエイトNo8

出身地/出身校:愛知県/帝京大学
代表戦出場/W杯:12 Cap/初選出
所属クラブ:トヨタ自動車ヴェルブリッツ

ナンバーエイト

出身地/出身校:トンガ/花園大学
代表戦出場/W杯:24 Cap/2回目
所属クラブ:NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

バックス(BK)
スクラムハーフ(SH)

出身地/出身校:大阪府/大東文化大学
代表戦出場/W杯:9 Cap/初選出
所属クラブ:トヨタ自動車ヴェルブリッツ

出身地/出身校:京都府/京都産業大学
代表戦出場/W杯:70 Cap/3回目
所属クラブ:キヤノンイーグルス

出身地/出身校:福岡県/帝京大学
代表戦出場/W杯:18 Cap/初選出
所属クラブ:サントリーサンゴリアス

スタンドオフ(SO)

出身地/出身校:愛知県/明治大学
代表戦出場/W杯:57 Cap/2回目
所属クラブ:キヤノンイーグルス

スタンドオフ/センター(CTB)

出身地/出身校:京都府/帝京大学
代表戦出場/W杯:19 Cap/初選出
所属クラブ:パナソニック ワイルドナイツ

●ウィング(WTB)

出身地/出身校:福岡県/筑波大学
代表戦出場/W杯:33 Cap/2回目
所属クラブ:パナソニック ワイルドナイツ

出身地/出身校:トンガ/東海大学
代表戦出場/W杯:3 Cap/初選出
所属クラブ:神戸製鋼コベルコスティーラーズ

出身地/出身校:ニュージーランド/ランコーン高校[AUS]
代表戦出場/W杯:11 Cap/初選出
所属クラブ:ホンダヒート

●センター

出身地/出身校:ニュージーランド/ブリスベンステート高校[AUS]
代表戦出場/W杯:9 Cap/初選出
所属クラブ:コカ・コーラレッドスパークス

出身地/出身校:鹿児島県/帝京大学
代表戦出場/W杯:18 Cap/初選出
所属クラブ:サントリーサンゴリアス

出身地/出身校:サモア/山梨学院大学
代表戦出場/W杯:17 Cap/初選出
所属クラブ:神戸製鋼コベルコスティーラーズ

フルバック(FB)/ウィング

出身地/出身校:南アフリカ/桐蔭学園高校
代表戦出場/W杯:33 Cap/2回目
所属クラブ:サントリーサンゴリアス

フルバック

出身地/出身校:大阪府/早稲田大学
代表戦出場/W杯:13 Cap/初選出
所属クラブ:神戸製鋼コベルコスティーラーズ